【ベラトール】ロシアで話題の美系モデルファイター、連勝記録更新へ“クール”に計量パス
5月25日(金・現地時間)イギリス・ロンドンのSSEアリーナ・ウェンブリーで開催される総合格闘技イベント『Bellator 200』の前日計量が、24日(木・同)に行われた。
今大会でアメリカのメジャー総合格闘技団体『Bellator MMA』が、200回目のナンバーシリーズ大会開催という節目を迎える。その記念大会で並んだメインカード6試合の中で、唯一の女子戦となるのが、アナスタシア・ヤンコヴァ(27=ロシア)vsケイト・ジャクソン(31=イギリス)の女子フライ級ワンマッチだ。
計量はヤンコヴァが125ポンド(約56.7kg)、ジャクソンが124.5ポンド(約56.5kg)で、女子フライ級規定(115〜125ポンド/約52.2〜56.7kg)をともに一発でパスした。
ニコニコと笑顔で計量に臨んだジャクソンに対し、ヤンコヴァはステージ登場から終始、凛とした表情。赤紫色に染めたロングヘアーをヤンコヴァはしきりにかき上げながら秤に乗ると、腰に両手を当ててモデルさながらのポージングをクールにキメてみせた。
ヤンコヴァは2011年にムエタイのロシア国内大会で優勝し、2013年からはプロキックボクサーとして同国の『World version W5』に参戦中。また、その端正なルックスも人気を呼び、世界的ファッション誌『VOGUE(ヴォーグ)』のロシア版で特集が組まれ、大手スポーツメーカーとも専属契約を結んで広告塔として紙誌を飾るなど、モデルとしても活動している。
母国での注目度が増す中、ヤンコヴァは2013年10月には総合格闘家としてもプロデビュー。試合頻度は多くはないが、現在までに5戦全勝の戦績をマークしている。Bellator MMAには2016年4月から参戦し、女子フライ級で期待の新星として3試合に出場してきた。
対するジャクソンは2009年5月に総合格闘家としてプロデビューし、現在までの戦績は9勝3敗1分。ヨーロッパの大会で試合を重ね、昨年8月からBellator MMAに参戦。初戦をTKO勝ちで飾ったが、昨年12月の2戦目では『UFC』から移籍したばかりの実力者ヴァレリー・レターノー(アメリカ)に完敗し、今回が再起戦となる。
ヤンコヴァが連勝記録を更新することになるか。ジャクソンが母国凱旋試合を勝利で飾るか。タレントぞろいの女子フライ級戦線で一歩抜けだすためには、両者にとって落とせない一戦となる。
Photo by Bellator MMA
●編集部オススメ
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
関連記事
【関連リンク】