井上尚弥「今年は調整試合でいいからやりたい」統一戦は来年の可能性、年内はランカーと防衛戦実現か

2021/10/11（月）UP
（最終更新：2021/10/11 20:56）

「来年のビッグファイトに向けて今年は調整試合でもいいからやりたいよね、、、」プロボクシングWBAスーパー＆IBF世界バンタム級王者・井上尚弥（大橋）が昨日10日にツイートした。

【フォト】井上の前戦、強烈なボディブローが食い込む！ 衝撃の瞬間（分解写真４枚）

　井上は、6月にIBFからの指名挑戦者ダスマリナスをKOで下し防衛に成功。今年8月にWOWOWのインタビューで「ドネアか、カシメロ戦は年内にアメリカか日本になりそう」と語っていたが、9月にWBC同級王者であるドネアに、WBCが暫定王者レイマート・ガバリョを指名挑戦者とした。

　数日後の先月22日にはWBO同級王者のカシメロにもWBOが同級1位ポール・バトラー（英国）を指名挑戦者として指示した。指名挑戦を拒否すれば王座を剥奪される可能性があり、両者とも指名挑戦者との戦いを制してから井上と戦うことになるが、正式な対戦発表や日程はまだ出ていない。

　井上は先月23日のツイッターで「まぁあくまで今は俺の適正階級はこのバンタム級だから時期が来るまで気長にね、、皆さんも気長にね、、いずれスーパーバンタム級にあげる予定だからその準備もしながらね、、バンタム級で4本のベルトは必ず巻く」と綴っていた。

　井上の昨日の「今年は調整試合でもいいからやりたい」のツイートに読者からは「今年はないのか」「誰も井上とやりたくないよな」との声も続いたが、年内に統一戦ではなく、ランカーとの防衛戦が実現する可能性もある。
　年内のビッグ対戦はゴロフキンvs村田諒太が調整中とされるが、もう一戦、井上の防衛戦の実現にも期待したい。

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