2021/10/24（日）UP
（最終更新：2021/10/24 20:43）

試合後インタビューに応じた浅倉

　10月24日（日）神奈川・ぴあアリーナMMで開催された『RIZIN.31』のRIZIN 女子MMAルール：5分 3R（49.0kg）で大島沙緒里（AACC）と対戦して1-2の判定で敗れた、浅倉カンナ（パラエストラ松戸）が試合後インタビューに応じた。

　序盤からハイレベルな展開となった今回の試合。RIZIN女子のエース的存在の一人として、トーナメント制覇や浜崎朱加との熱戦など様々な試合を繰り広げてきた浅倉にとって、今回の試合は決して落とせなかった。

大島の上になり、パウンドを落とす浅倉

　対戦相手の大島は戦績は浅倉に劣るが、柔道のバックボーンから極めの強さを武器に、DEEP JEWELSで2冠を達成していた。試合は1、2Rは大島が寝技の展開へ持ち込み、アームロック、腕十字、足関節などを狙う。浅倉はこれを凌ぎ、3Rには上からのパウンドを見舞っていったが、スプリットの判定で敗れた。

浅倉（右）は、二冠王・大島（左）に判定2-1で惜しくも敗戦を喫した

　会見に現れた浅倉は「結構きついですね」と一言。悔しさを滲ませつつ、「大島選手がすごい強くて負けを認めています。階級1個下だけどパワーがあって強かった。下からもすごく上手くて、パワーもあったので結構苦戦しました。自分のガードの力よりも、大島選手の（寝技を）かける技のパワーがあったと思います」と大島の実力を認める。

　今後の展望を聞かれると「また落ちてしまったので後は上がるだけだと思っています」と涙ながらに語った。

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