2022/03/15（火）UP
（最終更新：2022/03/15 13:35）

ダリア・ビロディド

　ロシアのウクライナ侵攻で世界的に活躍するアスリートにも安否を心配する声も高い。ウクライナの首都キエフには東京五輪柔道-48kg級銅メダリストのダリア・ビロディド（21）が在住していたが、スペインへ避難したことを今朝、自身のSNSで報告した。

　ビロディドはスペイン・バレンシアの柔道クラブやスペインの五輪選手だった男子スゴイ・ウリアルテ、女子ラウラ・ゴメスの夫婦、国際柔道連盟のマリウス・ヴィザー会長に感謝を述べ「私と家族を助けてくれてありがとうございます私はあなたのクラブでトレーニングをすることができ、幸せです。私を助けてくれるすべての人に感謝します。大きな柔道ファミリーの一員になれて幸せです」と感謝。画像では、ビロディドが柔道着で正座をし「STOP THE WAR（戦争はやめよう）」と書いている。

　ファンからは「この良いニュースはとてもうれしいです。頑張ってください」「無事で何よりです」「インスタ見て安心しました」と安堵の声。
　また、受け入れたラウラ・ゴメスからは「あなたのスペインの家です」とメッセージ。柔道の強い繋がりがあってこそだろう。なお、ビロディドの父も2005年の世界選手権73kg級で3位に入っており柔道界のつながりは強い。

　現在ウクライナでは住民を安全に避難させるための「人道回廊」が設置され、日々多くの住民が国外に避難している。

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