【THE MATCH】K-1の安保瑠輝也、RISE王者・山田洸誓を徹底リサーチ「フォロワー600人はチャンピオンらしくない」苦手な納豆で先制攻撃
6月19日(日)東京ドームで開催される『THE MATCH 2022』の第4弾対戦カード発表記者会見が、5月30日(月)都内にて行われた。
追加カードとして[-67.0kg契約]で、RISEの現役スーパー・ライト級王者・山田洸誓(正道会館KCIEL)vs元K-1スーパー・ライト級王者・安保瑠輝也(CLUB es/team ALL-WIN)が決定。
安保は、昨年9月に「第2代K-1ウェルター級王座決定トーナメント」に参戦。一回戦でアラン・ソアレス、準決勝で松岡力をKOして決勝進出したが、決勝では野杁正明にKO負けし、準優勝に終わった。その後は、2連続KO勝利で復活をアピールしている。派手な蹴り技やパンチでKOする姿から”デモリッションマン”と呼ばれる。
対する山田は、15戦14勝1敗(8KO)の戦績を誇り、現在3連勝中と波に乗る。今年4月には1階級下のRISE王者・直樹に逆転KO勝利を収めている。安保と同じく空手がバックボーンで、鋭いローキックを武器とする。本来は65kgで戦うが、階級を上げての出場となった。
安保は「話題のある求められているカードではないと思うんですけど、山田選手は65kgのチャンピオンで、67kgに階級を上げて戦う男気は認めます。実力はしっかりあって、地味ですけど。東京ドームで派手な試合、安保瑠輝也を見せようと思います」と挨拶。
山田は「夢の舞台、東京ドームで戦えることを感謝しています。相手は有名な選手で自分を見せられたらと思っています。(印象は)背が高いかなという感じです」といつも通り、短めに意気込みを語る。
相手の印象を聞かれると、安保は「正直名前を聞いたことあるくらいで、どんな顔か知らなかった。調べて、不動産の営業マンみたいな印象です。パンチも蹴りも出来て、アグレッシブで強い選手。ただ、Twitterを見させて頂いて、フォロワー600人というのはどうなのかなと、チャンピオンらしくない(笑)」とコメント。
さらに、安保は「山田選手の弱点を調べさせてもらいました。苦手なものがあるみたいで、それを今日克服して貰おうと思っています」というと、山田の苦手な食べものである納豆を取り出し、プレゼント。山田は食べなかったため、自身で食した。「皆さんに”納豆の山田”と覚えてもらえたと思う。試合に負けたら、納豆食べてもらうので、楽しみにしておいてください」と語った。
それを聞いた山田は「バチバチ煽られると思っていて、その通りでした、ありがとうございます」と苦笑い。早くも安保のキャラに翻弄されていたようだった。本番の試合では安保を持ち前の強打で沈めることが出来るか。
階級が上の安保との試合を承諾した理由については「相手にとって不足はないというか、強くて話題のある選手、自分の経験値も上がると思って色んな意味で、OKしました」としている。
<対戦決定カード>
▼-67.0kg契約 3分3R 延長1R
山田洸誓(正道会館KCIEL/RISE)
vs
安保瑠輝也(CLUB es/team ALL-WIN/K-1)
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