2022/06/04（土）UP
（最終更新：2022/06/04 09:35）

尾川（左）と挑戦者コルディナが25秒に及ぶフェイスオフを展開した(DAZN Twitterより）

　6月4日（日本時間5日）、英国ウェールズ・カーディフにて開催される［IBF世界スーパーフェザー級タイトルマッチ］の前日計量が行われ、初防衛戦に臨む王者・尾川堅一（34=帝拳）は、129.55ポンド(58.76kg)、同級3位ジョー・コルディナ（30＝英）は129.95ポンド(58.94kg)で、リミットの130ポンド(58.97kg)を共に一発でパスしバキバキボディでマッスルポーズを決めた。

【フォト】尾川がバキバキのマッスルポーズ、相手のコルディナの仕上がりと比較

　計量後のフェイスオフでは、25秒に及ぶバチバチの熱い睨み合い。計量を終えた尾川は自身のTwitterに「計量クリアー　最高だ」とファンに報告。明日の熱戦を期待させた。

　尾川の前戦は昨年11月。米ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで同級2位のアジンガ・フジレ（南アフリカ）を相手に3度のダウンを奪い3-0で判定勝利。念願の新王座に就いた。
　勝利後、尾川は「世界のいろんなところで試合をして日本人は強い、尾川堅一は強いということをアピールしたい」と語っていたが、今回はイギリス。相手の敵地での防衛戦となる。
　対戦相手のコルディナはアマで16年のリオ五輪準々決勝まで進出、17年からプロデビューし14勝8KO無敗でWBAインターナショナル王座や、WBAコンチネンタル王座など、地域タイトルを獲得。この勢いで尾川の王座も獲りにいく構えだ。
　果たして尾川は日本人の強さを証明できるか。

　なお、この試合はDAZNにて生中継される。

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