【RIZIN】榊原代表、朝倉海の苦渋の欠場、右拳の状態についても語る
7月2日(土)に沖縄アリーナにて開催される『RIZIN.36』のメインでヤン・ジヨン(韓国)との対戦が決定していた朝倉海が、昨日、拳の故障で手術が必要となり欠場を発表。代役は朝倉のチームメイトの元パンクラス王者の昇侍となった。
この欠場について、1日、RIZINの榊原信行代表は、何としても出たいと言う朝倉と最後まで手を尽くしたこと、6年前から拳が悪くプレートが入っている状態であることなどを語った。
【フォト】朝倉海の傷だらけの右手、プレートも入る。骨折直後の写真も
榊原代表は会見で「朝倉海選手、最後の最後までなんとしても出ると言う気持ちを主催者に伝えてくれた。水曜日(6.29)にドクターストップ。本人としては断腸の思いだと思う。この後、競技者としての選手生命に関わる重篤な被害を招きかねないということでキャンセルになりました」と欠場の経緯を説明。
怪我の状態について「痛みが取れないんですよ。痛み止めを打っても拳が握れない状態を見ている中で、本人の意思があっても行かせるわけにはいかない。本人の言葉足らずもあると思うが、6年半前から拳が悪い。プレートも入っている。7、8箇所くらい、いろんな医者のところに行ったが、ここはしっかり怪我と向き合ってほしいと海選手に伝えた」と述べた。
今後の対策として「選手にインターバル、もっと休みを取らせてあげるべきだと。そういうことも含めて、考え直すいい機会にしたい。復帰の日を焦らずに決めてほしい。主催者としては、選手たちの側に立って、共に場を作っていける、そういう意味での機会にしたい」と選手側に立った大会運営をしていくと語った。
また、朝倉が目的でチケットを購入しているファンに対し、希望者には払い戻し対応を各プレイガイドで行うなど、詳細は大会公式サイトで発表するとした。
スカパー!で視聴チケットを購入されている方には非請求対応、RIZINのサブスク「RIZIN STREAM PASS」で先行予約している方は全額返金となることが発表された。「RIZIN STREAM PASS」では先着5万人を上限に無料視聴を決定。既にLIVE配信チケットを購入している方は、再申し込みの必要なく視聴でき、購入代金に関しても後日返金となる。
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