2022/08/19（金）UP
（最終更新：2022/08/19 15:20）

GLORY時代、同時2階級制覇を飾ったペレイラ（写真は2018年のもの）

　11月13日（日本時間）にニューヨーク・マジソンスクエアガーデンで開催予定の総合格闘技イベント『UFC281』メインイベントのミドル級タイトルマッチにて、同級王者のイズラエル・アデサンヤ（33=ナイジェリア）に挑戦する、同級5位のアレックス・ペレイラ（35=ブラジル）。15日にブラジルMMAメディア『superlutas』に掲載された取材で、タイトル戦に向けての自信を語った。

【動画】ペレイラの豪打爆発！ストリックランドをKOに

　キックボクシング世界最大団体『GLORY』の元ライトヘビー級＆ミドル級世界王者であるペレイラは「彼がもし自分の射程圏内に入ったら、確実に傷つく。試合は5ラウンドあるが、そこまでいかない。私は接近戦の展開に持ち込むつもりだが、接近戦でのディフェンスには自信がある」と、勝利への強い自信。

アデサンヤの蹴りはペレイラには通用しないのか。（©Getty Images／UFC）

　その自信は過去の二人の対戦経験から来る。ペレイラとアデサンヤはキックボクシングルールで2度対戦しており、その全てでペレイラが勝利。17年の対戦ではペレイラはアデサンヤをKOで下しているのだ。

　ペレイラはアデサンヤの過去の試合を分析し「アデサンヤはキックを多用し、相手はそれに上手く対処できていない。ちゃんとブロックできていない。でも、私が彼と戦えば、早い時点で彼の蹴りをディフェンスし、距離を詰め接近戦に持ち込む。もし彼がちゃんと打撃を当てることができなければ、倒されるのは彼の方だ」と、アデサンヤの得意の“蹴り”を封じると強調した。

　現在5度の防衛に成功しているアデサンヤ。最強の挑戦者ペレイラを前にV6達成となるのか。それとも、ペレイラがこの取材での言葉通り、アデサンヤを完封し、その全てを奪い取るのか。

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