那須川天心、勝利の裏に減量のスペシャリスト“怖い顔のマッスル男”がいた！その正体とは

2022/08/25（木）UP
（最終更新：2022/08/25 19:08）

　6月19日の『THE MATCH 2022』の世紀の一戦で武尊から勝利を収めた那須川天心が、昨日24日、自身のYouTubeチャンネルで『THE MATCHまでの空白の3ヶ月を少しだけ話します』と題した動画を配信した。
　那須川は試合前3カ月間、YouTubeを更新しなかったが、今回久々の更新に大会に向け「“今まで会った一番顔が怖い人”に減量を指導してもらっていたという。

【フォト】那須川を支えた怖い顔のフィジーク男のバキバキポージング

　配信された動画で那須川は、「僕の直の先輩で菅原勇介さんというTARGET本部の代表がいるんですけど、その方に武尊戦の減量のサポートをしてもらっていたんです。僕が会った人の中で、一番顔が怖い人なんですけど（笑）、とても優しいんです」と明かした。

　菅原代表は元プロキックボクサーで、2005年にMA日本キックボクシング連盟ライト級新人王、第4代＆第6代J-NETWORKスーパーライト級王座を獲得している。最後の試合は2012年にゲーオ・フェアテックスと対戦した名選手だ。

　那須川は菅原代表に「食事を管理してもらいました。菅原代表は、ボディビルのフィジークの選手もしていて、キック現役の時よりもフィジークの時のほうが減量の知識があると言われていました。現役の時に調子がいいと思っていた減量が、全然、違ったと話しています。その知識を全部教えてもらいました」という。

　さらに那須川は「例えば、今まで食べていた白米を玄米にしろって言われて。玄米は腹持ちがいいので、それで空腹を誤魔化したり。そういうのをやっていて、今回、すごく体調も良くノーストレスで本番を迎えました」とコンディションが良かった成果を説明した。

　編集部がこの件で菅原代表に取材すると「玄米の他にも、オートミールにプロテインをかけて食べることも推奨しました。自分もやっていますが、腹持ちが良くて3、4時間は腹が減りません。朝走った後に食べると良いと思います」と紹介してくれた。菅原代表は来春へ向けてフィジークの大会出場を考えているという。

　武尊戦前日の記者会見で那須川は、見るからにコンディションが良さそうだったが、菅原代表という減量のプロの存在があったからなのだろう。ボクシングでも今回の減量の知識が、大いに役立ちそうだ。

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