2022/08/31（水）UP
（最終更新：2022/09/01 10:54）

菅原美優がチャン・リーを挑戦者に防衛戦を行う(C)K-1

　10月28日、東京・後楽園ホールで開催される『Krush.142』の記者会見が、都内会場にて行われた。発表されたのはプレミリナリーファイトを含めた7試合で、Krush女子アトム級タイトルマッチでは、王者・菅原美優（K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ）が挑戦者のチャン・リー（K-1ジム五反田チームキングス）を迎えて3度目の防衛戦に臨む。

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会見に出席した菅原美優（左）とチャン・リー(C)K-1

　会見では、菅原は「前回、負けてしまってK-1のベルトには届かなかったんですけど、もう一度、そこに辿り着くには乗り越えないといけない壁があるので、ここでしっかりいい勝ち方をして次につなげたいと思います」と決意を語る。挑戦する立場のチャン・リーは、「ついにこの時がきました。この日のためにやってきました。この日のために練習してきました。この日のために試合をしてきました。絶対にベルトを掴み取ります」と王座獲りを宣言した。

　対戦のオファーがあった時、チャン・リーは「ついに来たかという感じです。率直に嬉しい気持ちとやってやるという気持ちがありました」とコメント。菅原は「K-1のベルトへ向けて超えなければいけない試合が来たという感じです」と気が引き締まったという。

菅原（左）は前回のK-1アトム級トーナメント準決勝で松谷綺を下した

　菅原は、前回のK-1女子アトム級トーナメント決勝でパヤーフォンに延長1-2で敗北しているが「とても成長した一日だったと思います。自分を見つめ直すいい機会でした」と振り返り、「今回の試合が決まるまでは、自分が強くなるための練習をしてきました」とレベルアップしている手応え感じているようだ。

　またチャン・リーは、同トーナメントのリザーブマッチで紗依茄からKO勝ちを奪っているが「直接、タイトルに絡めなかったですが、見てくれる人は見てくれるんだなと思いました。すごく自信になるし、感謝しています」と今回のタイトル戦に向けてモチベーションは高まっているようだ。

菅原とチャン・リーのビジュアルポスター(C)K-1

　2人は2019年7月21日に対戦していて、この時は菅原が判定勝ちを収めている。「Krushの初めての相手が菅原選手だったんですけど、あの時は負けて悔しかったですが、あれがあったからここまで頑張れたのも事実です」とチャン・リー。菅原は「あの時は、お互いに未熟だったなと思います。今回は成長した姿を見せたいです」と内容にも拘るという。

　今回は、6月に開催されたK-1 WORLD GP 2022 JAPAN～RING OF VENUS～以来となるK-1グループの女子マッチ。2人の熱い試合が見られそうだ。

　なお、瓦田脩二vs昇也、SATORU成合vs堀井翼、松谷桐vs白幡太陽、黒田勇斗vs倉田永輝、竜樹vs児玉兼慎、寺島想vs山本陸の好カードも決まっている。追加カードの発表も楽しみだ。

＜決定対戦カード＞
[Krush女子アトム級タイトルマッチ/3分3R・延長1R]
菅原美優（王者/K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ）
vs　
チャン・リー（挑戦者/K-1ジム五反田チームキングス）
※王者・菅原は3度目の防衛戦

[Krushライト級/3分3R・延長1R]
瓦田脩二（K-1ジム総本部チームペガサス）
vs　
昇也（士魂村上塾）

[Krushライト級/3分3R・延長1R]
SATORU成合（K-1ジム総本部チームペガサス）
vs　
堀井翼（K-1ジム五反田チームキングス）

[Krushバンタム級/3分3R・延長1R]
松谷　桐（ALONZA ABLAZE）
vs　
白幡太陽（FLYSKY GYM）

[Krushスーパー・バンタム級/3分3R・延長1R]
黒田勇斗（K-1ジム心斎橋チームレパード）
vs　
倉田永輝（K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST）

[Krushライト級/3分3R・延長1R]
竜樹（WSRフェアテックス三ノ輪）
vs　
児玉兼慎（K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ）

[プレリミナリーファイト/Krushフェザー級/3分3R]
寺島　想（AX GYM）
vs　
山本　陸（K-1ジム総本部チームペガサス）

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