2022/09/13（火）UP
（最終更新：2022/10/23 09:13）

チャトリCEO（左）とBOMの中川会長（右）

　アジア最大の格闘技団体『ONE Championship』は、9月12日（月・現地時間）タイ・バンコクのムエタイ殿堂・ルンピニースタジアムで記者会見を行い、2023年1月から『ONE Lumpinee』を開催していくことを発表した。

　今年8月、ONEのチャトリ・シットヨートンCEO兼会長は、ルンピニースタジアムのプロモーターに就任した。

　会見では、ONEがムエタイ界に1億ドル（約140億円）を投資し、ルンピニーを世界にアピールし、ムエタイの発展に努めていくことが発表された。
『ONE Lumpinee』は年間52大会を予定し、毎週ルンピニースタジアムで開催する。さらに、タイではメジャーTVで毎週放送されるだけでなく、世界154カ国で放映されると言う。

会見では2023年最初の大会がバンコクで開催されることも発表。出席した（左から）スミラ・サンデル、セーマペッチ、スタンプ、スーパーボン、（1人挟んで）ロッタン、ノンオー、ペットモラコット(C)ONE Championship

　またONEは『ONE Lumpinee』出場選手の選考を兼ねて、各国のプロモーターと提携を行う。
　日本ではBOMプロモーション（代表：中川夏生）とパートナーシップ契約を結び、BOM運営のもと『ROAD TO ONE（以下RTO） JAPAN』を開催することになった。

　RTO JAPAN第1回大会は、今年12月に開催予定だ。
　“日本の立ち技最強スターを見つける”を謳い文句に、現在のONEにある複数の階級で日本代表決定トーナメントを行い、優勝者を決め、『ONE Lumpinee』や各国のRTOと連携をとっていき、最終的にONEと10万ドル（約1,400万円）の本契約を結ぶことになる。

　現在、すでにONEに定期的に参戦している、WBCムエタイ世界スーパーバンタム級王者の朝陽・P.K.センチャイ（＝品川朝陽/P.K.SaenchaiMuayThaiGym）が出場を予定しており、今後の追加発表に注目が集まる。

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