2022/12/13（火）UP
（最終更新：2022/12/13 15:54）

元PRIDEミドル級GP王者で元UFCライトヘビー級王者のマウリシオ・ショーグン・フア©️UFC

　元PRIDEミドル級GP王者で元UFCライトヘビー級王者のマウリシオ・ショーグン・フア（40=ブラジル）。ショーグンは2023年1月21日（日本時間22日）にブラジルで開催される『UFC283』のライトヘビー級マッチにて、初参戦のイホール・ポティエリア（26=ウクライナ）と対戦するが、その試合が引退試合になると明言した。

【動画】PRIDE時代、ショーグンがランページをサッカーボールキックでKOした瞬間！（=05年4月）

　ショーグンはブラジルMMAメディア「Combate」の取材にて「今回は間違いなく引退試合になる。しかし、その事で自分にプレッシャーを与える気はない。自分は最高の戦いを見せるだけだ」と、この試合をラストマッチにすることを名言。
　続けて「15年間UFCで戦ってきて、自分の母国でラストマッチを迎えらることが嬉しい」と喜んだ。

クレイグの打撃で顔が歪むショーグン（右）（getty/Zuffa LLC/UFC）

　ショーグンはPRIDEで活躍し、日本の格闘技ファンにもおなじみの人気選手。これまでPRIDEミドル級GP2005で優勝し、UFCでも10年にリョート・マチダを下しライトヘビー級王者に就いた。しかし、前戦となる今年5月にオヴィンス・サン・プルーに判定負けするなど過去2年で2連敗と勝ち星がなく、引退の噂が囁かれるようになっていた。

　対するポティエリアはコンバットサンボとパンクラチオンの国際大会で優勝経験を持つ才能ある若手選手。昨年9月のUFC登竜門大会『Contender Series』でKO勝ちを収め、UFCと契約している。今年7月のデビュー戦はKO負けしたものの、それまでは13連勝とその強さに陰りはない。

“引退試合”と明言したショーグン、母国ファンの前でどのようなラストマッチを見せるのか。

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