2023/01/13（金）UP
（最終更新：2023/01/14 08:23）

ロッタンがまさかの計量失敗…試合はキャッチウェイトに©️ONE

　1月14日にタイ・バンコクのインパクト・アリーナにて開催される『ONE FIGHT NIGHT 6』の前日計量＆フェイスオフが13日に行われた。
　フライ級（-61.2kg）キックボクシングマッチに出場した同級1位のロッタン・ジットムアンノン（タイ）が136.5ポンド（61.9kg）でまさかの計量失敗となった。

【フォト＆動画】ロッタン、計量失敗も戦闘モードでピリピリ！

　ジドゥオ・イブ（中国）は既定の135ポンド（61.2kg）でクリア。この結果、試合は136.5ポンドのキャッチウェイトで実施される。

　まさかの計量失敗となったロッタンだったが、フェイスオフでは相手との鼻がぶつかる位に顔を近づけ、ピリピリとした緊迫ムードを作り出した。

　ロッタンは“破壊神”の異名を持つタイ・ムエタイ強豪。昨年5月に実施されたフライ級ムエタイWGP初戦では、英国ムエタイ王者ジェイコブ・スミスをヒジ攻撃と破壊力あるパンチで大流血に追い込み勝利。優勝候補として大きな期待が寄せられたが、同8月の準決勝での計量で尿サンプル未提出のため欠場。しかし、11月18日の『ONE FIGHT NIGHT 4』フライ級ムエタイ世界タイトルマッチで復帰。挑戦者のジョセフ・ラシリに圧勝し、4度目の防衛に成功した。

　今回は当初、ISKA世界2階級制覇王者のダニエル・プエルタス（29=スペイン）と対戦する予定だったが、直前でプエルタスが、本大会のコーメインで実施されるフライ級キックボクシング王座決定戦のスーパーレック・キアトモー9（タイ）の対戦相手となったため、中国のジドゥオ・イブと対戦することとなった。

　ロッタンは先日、交際する美女ファイターと来月に結婚する見通しとの報道もあり、今回の試合はなんとしても負けられない。どの様な戦いになるのか、注目だ。

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