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【KNOCK OUT】BLACKルールを“ワンキャッチ・ワンアタック”のルールに改定、3.5代々木大会より実施

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2023/02/17(金)UP

【従来の「REDルール」と「BLACKルール」の相違点】

<REDルール>
ヒジ打ちが有効/首相撲が全面的に有効/タイオイルが使用可

<BLACKルール>
ヒジ打ちが禁止/首相撲が有効(脇差し=相手の脇の下に手を差す行為のみ禁止)/タイオイルが使用可

【具体的な改定点】

BLACKルールブックの第5条【有効技】と第6条【反則技】、第20条【オイル、ワセリン、滑り止めの使用】の記述を改訂。

【新ルール】※赤文字が改定部分

KNOCK OUT-BLACK 公式ルール(2023.2.10 制定)

第5条【有効技】
試合において次の技を有効とする。
パンチ:ストレート、フック、アッパー、バックハンドブロー
キック:前蹴り、ローキック、ミドルキック、ハイキック、サイドキック、バックキック、内股への蹴り、飛び蹴り
膝蹴り:相手の身体および蹴り足を瞬間的に掴んだ状態からの1回のみ有効。また、相手を掴まない状態からの膝蹴り(テンカオ)の連続攻撃は有効。飛び膝蹴りも有効とする
ただし、パンチに関して前腕部、肘、上腕部、グローブ手首部分のみがヒットしたと判断された場合、またバックブローに関して肘、上腕部がヒットしたと判断された場合には反則となる。

第6条【反則技】
第1項
試合においては以下の技を反則とし、反則には「注意」、「警告」または「減点」が与えられる。レフェリーは「注意」、「警告」に対しては口頭で指示、「減点 1」「減点 2」に対してはそれぞれイエローカードを提示し、「失格」に対してはレッドカードを提示する。最初の「注意」のみ「注意」、2 回で「警告」1 となる。以後は即「警告」1 が与えられる。
「警告」2 で「減点」1 とし、1 ラウンド中に「減点」が 3 になると「失格」となる。但し、反則に関してレフェリーが不可抗力であると判断した場合にはこの限りではない。また、反則行為が悪質なもの、あるいは相手選手に多大なダメージを与えたとレフェリーが判断した場合には、反則の宣告順位を超えて、直ちに減点が与えられる場合がある。
<反則の種類>
1. 頭突きによる攻撃。
2. 肘による攻撃。
3. 掴みによる連続攻撃
a) 蹴り足を掴んだ後の展開について。蹴り足を掴み、足を掴んだままの攻撃はパンチあるいはキックのどちらか1回のみ有効とし、攻撃をしたあとは速やかに足を離さなければならない。蹴り足を掴んだまま2回攻撃した場合は反則とする。また、蹴り足を掴んだまま展開がない場合は、膠着としてブレークとなる。
b) 首相撲の展開について。掴みは瞬間的なもの(両手または片手で掴んでから、きわめて短い時間を指す)として、膝蹴りは1回のみとする。片手で相手の首や後頭部を掴み、パンチを打つ行為は禁止とする。また、掴む行為自体が有効な打撃を加えるためのものではないとレフェリーが判断した場合はブレークを命じる。相手を掴まない膝蹴り(テンカオ)に関しては連続攻撃が有効となる。膠着状態を誘発する掴み、組み付き(首を両手または片手で掴んでからの攻撃が無い、掴んだ時点で胸と胸が合って互いに攻撃をしない、などの状態)は直ちにブレークとなる。
c) グローブ有効箇所を伴わない手首、前腕部、肘、上腕部、肩などによる攻撃。
d) 金的への攻撃。
e) レスリングや柔道などの投げ技、関節技を使うこと。
f) サミング。
g) 喉へのチョーク攻撃。
h) 相手に噛み付く行為。
i) 倒れた相手、起き上がろうとしている相手に攻撃すること。
j) レフェリーがブレークを命じたにも関わらず相手を攻撃すること。
k) 攻撃であれ防御であれ、ロープを掴むこと。
l) レフェリーに対する、侮辱的あるいは攻撃的言動。
m) パンチによる後頭部への直接的な攻撃(後頭部とは、頭の真後ろの部分を指し、側面、耳の周りは後頭部とみなさない)。
n) 片手または両手を相手の脇下に差し入れる行為、およびその状態からの膝による攻撃
o) 故意に相手選手をリング外に落とそうとしたとき。
p) 自分からリング外に出たとき。
q) 明らかに背後を向いた選手への攻撃。また、背後を見せた選手も戦意喪失とし、注意、警告、減点の対象となる。
r) 審判員に対する虚偽のアピール、言動
第2項
再三、頭を低くして相手の懐に飛び込む行為は、バッティングを誘発するものとして注意が与えられる。バッティングにより選手のどちらかがカットして出血した場合、レフェリーが偶発的なものであると判断した場合には減点は発生しないが、再三頭が低くバッティングの可能性があるものと注意を受けていた選手が相手選手をカットさせた場合は減点1が与えられる可能性がある。また、そのバッティング行為が明らかに故意、もしくは悪意があると判断された場合は減点2、または失格となる場合がある。
第3項
攻撃を伴わない掴みや組み付き、膠着状態を誘発するホールディングなどが度重なり消極的であると判断された場合、レフェリーは注意、警告、減点を与える。この行為に関しては、注意2で警告1、次の注意で減点1となる。
第4項
相手の蹴り足を掴んだ状態からの攻撃は前後左右いずれかに2歩進んだ時点でブレークとなる。ただし、攻撃する意思や動きがないとレフェリーが判断した場合は、その時点でブレークとなる。
第5項
選手がカウンター狙いなどで攻撃の手数が少なく消極的であると判断された場合も、注意や警告、減点の対象となり得る。

第20条【オイル、ワセリン、滑り止めの使用】
選手は、顔に最小限のワセリンのみ使用が認められる。ただし、それが多量であったり、審判員が不適格と判断し た場合、必ず審判員が拭き取ったうえで試合を行う。また、足底部および身体やグローブ、コスチュームなどいか なる場所へのオイル類と滑り止めの使用は一切禁止とする。

▼ルール全文
≫KNOCKOUT-REDルール(2021.7.5制定)
≫KNOCKOUT-BLACKルール(2022.2.10制定)

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