2023/02/17（金）UP
（最終更新：2023/02/17 23:24）

ぱんちゃんがファイターとして復帰に向け動き始めている

　2月17日（金）都内にて、キックボクシングイベントのKNOCK OUTが会見を開き、昨年12月5日に那須川天心vs武尊のポスターに自身で偽サインを書きオークションで販売したとして、詐欺容疑で逮捕されていたぱんちゃん璃奈（フリー）が出席。関係者やスポンサー、ファンに謝罪した。

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　3月5日（日）東京・国立代々木競技場第二体育館で『MAROOMS presents「KNOCK OUT 2023 SUPER BOUT “BLAZE”』が予定されているが、ぱんちゃんのエキシビションマッチ出場も決定した。対戦相手とルールは今後発表される。足の怪我も治り、蹴ることができる状況だが、パンチのみのルールとなる可能性も。55kg以下の女子ファイターを公募する。

ぱんちゃんに「KNOCK OUTとして今後の道を作っていきたい」と話した宮田プロデューサー

　復帰戦が早いとの声も挙がることも予想されるが、宮田プロデューサーは「反省、やったことを改めて、KNOCK OUTとして今後の道を作っていきたい。ファイターとして強くなければいけないと思うし、色んな意味で強い人間になって欲しい」と激励した。ぱんちゃんの選手としての今後を考えた結果、このタイミングでの復帰の判断だ。本格的な参戦は5、6月ごろになる予定だ。

　YouTubeでは入会していたジムを退会したことを明かしていたぱんちゃん。その後はタイ修行に赴き、蹴りを交えた練習を再開。現在は日本へ帰国し、ウィラサクレックフェアテックス三ノ輪を中心にコンディションを整えている。

3.5代々木大会でのぱんちゃんの相手は公募中、近日発表となる

　復帰へ向けてぱんちゃんは「沢山の方に支えられていたことを、遅いけど初めて気づいて、その方達に恩返しがしたいです。被害者さんも『応援に行くので、必ずもう一度ベルトを巻いてください』と言ってくださって、その姿を見せたいと思うし、強さを追求しないといけない。格闘技をやる以上、今まで以上に上を目指していきたい」との意気込みを語った。

　自身のSNSでは、海外滞在時にONEの関係者に声をかけられたことも明かしている。今後としては「プロの3分3Rで試合に出ます。ONEにも出させていただきたいと思っています」とのプランを明かした。宮田プロデューサーも「ONEに関しては、鈴木宙樹選手がONEルンピニーに出場しています。もし彼女が世界を目指したいのならONEというのがいいのかなと僕は思っています」とサポートする構え。

　失った信用を取り戻すためにも、ぱんちゃんは、格闘家として堂々とリングに立ち続けることを選んだ。「基本は批判されるべきだと思っています。（信用を）取り戻していくのは何年もかかると思うので、真摯に格闘技に向き合う姿を見せていくしかないです」と強い決意を語っていただけに、今後に期待したい。

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