【RIZIN】朝倉海が怪我完治で復帰、DEEPの元谷友貴戦へ「新しい技を見せる」

2023/03/06（月）UP
（最終更新：2023/03/06 17:03）

　5月6日（土）東京・有明アリーナで開催される『RIZIN.42』の対戦カード発表記者会見が、3月6日（月）都内にて行われた。
　［RIZIN MMAルール バンタム級（61.0kg）］で朝倉海（トライフォース赤坂）vs元谷友貴（フリー）が決定した。

【動画】朝倉海のRIZN最短KOはこれ！54秒で相手はアゴ骨を骨折

　長年、RIZINで数々の強豪選手としのぎを削ってきた両者だが、意外にも初対決となる。この試合の勝者は、同大会で行われる井上直樹（セラ・ロンゴ・ファイトチーム）vsフアン・アーチュレッタ（アメリカ）の勝者と激突。堀口恭司の返上した王座をかけて、今年7月の実施予定の「王座決定戦」に挑むことになる。

　朝倉は、21年12月のRIZINバンタム級JAPANグランプリ決勝戦（vs扇久保博正に判定負け）以来の再起戦となる。昨年7月にヤン・ジヨンと対戦が予定されていたが、拳の怪我で欠場に。手術を行い、万全の状態でリングに帰ってくる。

現在、米国修行中の朝倉はZOOMで会見に参加。「1年半ぶりにリングに戻ってきます。怪我をしている間にたくさんのファンの人に支えてもらったので、そういう皆さんに恩返しできる最高の戦いを約束します。RIZINには朝倉兄弟が必要と思ってもらえるように盛り上げます」と意気込む。

　拳の怪我に関しては「完全に治っている」と問題ない。期間が空いての試合となるため、不安要素も拭えないというが「不安がなくなるほど完全に仕上げていくので、楽しみにしていてください」とアピール。

　具体的に進化した部分については、アメリカ修行も行った中で「今まで見せてこなかった新しい技、技術が付いているので、その部分が見せられると思うので、期待していてください」と話した。

　対する元谷は、朝倉が準優勝したJAPANグランプリでは瀧澤謙太にTKO負けで2回戦負け。だがその後は、金太郎、アラン“ヒロ”ヤマニハ、太田忍、倉本一真、ホジェリオ・ボントリンを相手に絶好調の5連勝をマーク。22年は無敗で終え、志願していた朝倉戦に挑む。

「5連勝してやっといい相手と戦えると思っています。でも、今この5戦した選手とタイプが違って、厳しい試合になると思っています。しっかりKOか一本で勝利して、ボーナス獲りたいと思います」と完全決着を誓う。最後には、総合力で朝倉に勝利するつもりだと語っていただけに、どのような試合になるか楽しみだ。

＜対戦決定カード＞
▼RIZIN MMAルール バンタム級（61.0kg）
朝倉 海（トライフォース赤坂）
vs
元谷友貴（フリー）

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