2023/04/01（土）UP
（最終更新：2023/04/01 21:12）

鈴木千裕

　6月24日（土）に北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナで開催される『RIZIN.43』のフェザー級タイトルマッチにて、王者のクレベル・コイケ（ボンサイ柔術）と挑戦者・鈴木千裕（クロスポイント吉祥寺）が対戦することが決定した。本日1日に大阪で開催された『RIZIN.41』にて、RIZIN榊原代表がリング上で発表した。

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　王者のクレベルはタイで練習中のため不在となったが、挑戦者の鈴木がリングイン。「やっと、ここまで来ました。日本で唯一クレベル選手をKO出来るのは、俺しか今いないと思います。だから俺が絶対にKOして、二刀流の夢叶えるんで。俺のチャンピオンロードについてきてください」とKOで王座奪取すると力強く宣言した。

　榊原氏は先月の『RIZIN.42』の発表会見の後、鈴木について「（挑戦者候補の）最右翼。破竹の5連勝で、実績もポテンシャルもあり、誰からも文句がないんじゃないか」と高評価していた。

　鈴木は21年9月にRIZIN初参戦し、昇侍に秒殺KO負けするも、山本空良、平本蓮、萩原京平、今成正和と次々に連勝、前戦では元ONEランカーの中原由貴にKO勝利し評価を上げていた。

　また、鈴木はキックボクシング団体『KNOCK OUT』の王者でもあり、“二刀流”を公言している。先月にはブラジルのキック7冠王に秒殺KO勝利し、RIZINのタイトルマッチをアピールしていた。

　対するクレベルはRebel FCフェザー級王者、KSW同級王者を経てRIZINに参戦すると、朝倉未来戦を含め6連続一本勝ちで王者となった。RIZINでは”敵無し”状態だが、昨年大晦日の”RIZINvsベラトール”対抗戦で、ベラトールのパウンド・フォー・パウンド1位パトリシオ・”ピットブル”・フレイレに判定負けした。

　鈴木が持ち前のKOパワーでクレベルすらも飲み込むのか、王者クレベルがまたも一本勝ちで勝利し防衛するのか。

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