【ボクシング】“統一王者”寺地拳四朗、王座防衛に自信！無敗のオラスクアガに「全部勝っている」

2023/04/06（木）UP
（最終更新：2023/04/08 14:03）

　4月8日（土）プロボクシングイベント『Prime Video Presents Live Boxing 4』（東京・有明アリーナ）の直前会見が6日、都内の会場にて行われ、メインイベントのWBC＆WBA統一世界ライトフライ級王座戦で対戦する、統一王者・寺地拳四朗（31＝BMB）とWBA世界フライ級2位アンソニー・オラスクアガ（24=米国）が顔を合わせた。

【動画】寺地危うし？　オラスクアガの強烈な連打のKOシーン

　寺地は当初、WBO世界ライトフライ級王者ジョナサン・ゴンサレス（31＝プエルトリコ）との三団体統一戦を予定していたが、ゴンサレスがマイコプラズマ肺炎を発症し、欠場に。急遽の代役としてオラスクアガの出場が決まった。

　オラスクアガはオーソドックスのファイターで、アマで活躍後プロ転向し5勝（3KO）無敗の戦績を持つ。前WBO世界フライ級王者・中谷潤人の盟友であり、10代の中谷がアメリカ修行に行った折、オラスクアガと同居し共に練習していた。デビュー3戦目でWBAフェデラテン・フライ級王座を獲得し、前戦では2R TKO勝利している。

　会見で寺地は、「いつでも試合ができるくらい、体調も減量もうまくいっています。サウスポーからオーソドックスに相手が変わったんですけど、僕のやることは変わらず、今までの経験を活かして絶対に勝ちます」と意気込みを語った。

　寺地とオラスクアガは、アメリカでスパーリングをしたこともあるという。寺地は「スパーリング仲間という感じで、まさか試合をすることになるとは思っていませんでしたが、この機会で試合ができて嬉しいし、強い選手なので油断はできないです。全力で戦って勝とうと思います」とオラスクアガの印象を含めてコメントした。

　対するオラスクアガは、「体調も良くワクワクしています。自分のスキルを大きな会場で出すようにします。寺地が強い選手であることはスパーリングをして知っていますが、自分が勝てると信じて戦います」と気合いを見せた。

　互いに勝っている点を聞かれると寺地は、「全部、勝っていると思っています」と自信満々。オラスクアガは「チャンピオンになりたいという強い思いが勝っている」と、こちらもモチベーションの高さをのぞかせた。

　対戦相手が変わっても、寺地のやることは変わらない。明後日は、メインイベンターとしての役割をきっちりと果たしてくれそうだ。

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