【RIZIN】前王者・牛久絢太郎、朝倉未来戦へ闘志！“勝負どころ”は「格闘技に対する気持ちの差」=4.29

2023/04/17（月）UP
（最終更新：2023/04/17 14:50）

　4月29日（土）東京・国立代々木競技場 第一体育館で開催される『RIZIN LANDMARK 5 in YOYOGI』の［RIZIN MMAルール（66.0kg）］で、朝倉未来（トライフォース赤坂）と対戦する、前RIZINフェザー級王者・牛久絢太郎（K-Clann）が17日に所属ジムにて公開練習を行った。

【フォト】牛久がキレあるミット打ちで万全アピール！

　前RIZINフェザー級王者・牛久と、RIZINスター選手の朝倉との初対決は今大会の目玉の一つ。

　牛久は現在のコンディションについて「いいですね、バッチリ、悪い日はない」と笑顔。公開練習でも、その言葉通りに脱力しつつもキレの良い破壊力のある打撃をミットに打ち込み、万全をアピールした。

　今回の試合のテーマは「自分の良さを全部ぶつける。一つに拘らず、総合で戦う」と打撃だけでなく、得意とする組みや寝技でも戦う意思を見せた。

　今回の試合に向けて、牛久は今年1月下旬に渡米。堀口恭司が所属する米名門ジム『ATT』で海外修行を敢行した。その成果について「色々な面で勉強させてもらった。（今回の試合は）それを見せる良いチャンス、僕も楽しみにしています」と笑顔。多くのUFC王者を輩出するATTの猛者と手合わせをする事で、技術的な向上や自分の良い部分を再認識できたという。

　牛久は今回の海外修行の他に、ボクシング名門の大橋ボクシングジムにも毎週通い、スパーリングを中心とした練習を行なっている事を明かし、パンチ打撃も向上したと自信。ストライカーの朝倉との打ち合いも期待ができそうだ。

　対戦する朝倉が先に行われた公開練習で、牛久について「腕力が強いのが弱点」「スタミナがない」と発言したが、そのことについて「最近スパーをやると、色々な方々から腕力強いねと言われる。補強トレで最低15分間アームカールをしっかりとやっていて、スタミナにも自信はある。楽しみにして欲しい」と、笑顔で反論。

　さらに、得意とするテイクダウンも、腰の重さに定評のある朝倉に対し「簡単ではないが、自分のやり方で問題ないと思う」と強い自信を見せた。

　逆に朝倉の弱点はと尋ねられると「もちろん、何個かは見つけた。（相手が）何か察すると思うので、この場ではいいませんが」と、自分のパフォーマンスだけでなく、“朝倉研究”も抜かりなく万全の準備体制だ。

「2年位前からずっとやりたかった相手との試合なので、最高のコンディションで全てをぶつける覚悟があります」という牛久。勝負のポイントは「格闘技に対する想い、気持ちの差で勝ち取る」と闘志を燃やした。

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