2023/05/23（火）UP
（最終更新：2023/05/23 07:17）

極真・南原（左）とチャクリキなどで活躍する入田（右）が準決勝で激突

　6月23日（金）東京・後楽園ホールにて開催される『RISE 169』で、［ライトヘビー級王者決定トーナメント］が開幕することが決定した。昨年の極真会館（松井派）全日本体重別空手道選手権大会男子軽重量級（-90kg）優勝者・南原健太（極真会館／ヘビー級3位）ら4人で争われ、今大会では準決勝戦2試合が行われる。

【フォト・動画】南原のヒザ炸裂！K-1愛鷹亮を一撃KOする瞬間

　16年に上原誠が初代王座を返上後、長らく空位だったライトヘビー級の王座決定トーナメントが、今大会より開幕する。
　準決勝2試合の組み合わせは、南原健太vs初代＆第3代ICO認定インターコンチネンタルへビー級王者・入田和樹（TEAM日高）、もう1試合は、MSA世界ヘビー級王者で、MXムエエクストリーム94kg王者のコントゥアラーイ・JMボクシングジム（タイ）vsフェルナンド・アルメイダ（ブラジル/ブラジリアン・タイ）に決定した。　

剛腕でKO勝利する南原

　南原は幼少時代から極真空手を学び、小学生の時は那須川天心とライバル関係にあった24歳。2021年7月にRISEでプロデビューし、3試合連続 KO勝ちを収める。
　昨年4月にカリュ・ギブレインに初黒星を喫したが、8月にジェット・ペットマニーイーグルにTKO勝利、12月にSBルール初挑戦で元スーパーウェルター級王者でベテランの坂本優起と対戦しダウンの応酬の大激闘の末、最終ラウンドに膝蹴りで坂本の顔面を切り裂いてTKO勝利を収めた。
　今年3月のRISE ELDORADO 2023ではK-1ファイターの愛鷹亮を1R KOで下している。

南原の相手・入田（左）が極真館全日本4連覇者をKO

　南原と対戦する入田はCHAKURIKIを主戦場として活躍中の37歳。2019年に行われた第59回全日本拳法男子個人選手権大会ベスト8の実績を持ち、6戦6勝（6KO）で今月7日には第3代ICO認定インターコンチネンタルへビー級王座を戴冠している。

　準決勝2のコントゥアラーイは「タイ最凶ファイター」と称され、プロボクシングではABFウェルター級王座、WBCアジアライトヘビー級シルバー王座を獲得した経験を持つ。4月に行われた『SukWanchai MuayThai Super Fight』では実方宏介を2R KOし、IMSA世界ヘビー級王座に就いた。

　対するフェルナンドはWGPキックボクシングやGran Prix 90kgタイトルを獲得しており、初代RISEウェルター級王者ダニロ・ザノリニが満を持して送り込んできたブラジリアンファイター。