【KNOCK OUT】龍聖、割れた腹筋で計量パス！中国“戦闘民族”ファイター撃破に自信「すごく調子いい、進化している」

2023/06/10（土）UP
（最終更新：2023/06/10 14:33）

　6月11日（日）東京・後楽園ホールで開催される『KNOCK OUT 2023 vol.2』の前日計量が10日、都内会場にて行われた。
　「スーパーファイト/KNOCK OUT- BLACK -59.0kg」に出場する龍聖（WIVERN/KNOCK OUT-BLACKフェザー級王者）が59.00kgで計量パス、割れた腹筋を見せた。対するチュームーシーフー（中国/郭強ファイトクラブ/CFP）は59.00kgで計量パスし、肉体美を披露した。なお、全9試合17選手が計量をパスした。

【フォト】龍聖、絞った肉体と割れた腹筋美！全試合の計量結果

　龍聖は2021年10月に、初代KNOCK OUT-BLACKフェザー級王座を戴冠、現在キック14勝無敗の戦績を誇る。今年3月の『KNOCK OUT 2023 SUPER BOUT “BLAZE”』では現役ムエタイ王者のペットセーンセーブ・ソーヂョー.トーンプラーヂンに延長判定で勝利した。

　チュームーシーフーは中国最大の格闘技イベント『武林風』からの推薦を受け、今回初来日する。中国の少数民族で戦闘民族として知られる「イ族」出身の21歳で、プロキャリアは龍聖の約2倍となる29戦。昨年3月の『武林風』では、過去K-1で武尊と激闘を演じた強豪ワン・ジュングァンと対戦し、判定で惜敗するも互角の打ち合いを演じた。

　計量を終えた龍聖は「タイで練習して、とてもいい状態です。明日が楽しみです」と笑顔を見せた。龍聖はこの試合へ向けてタイで2週間の修行をしたようで、「新しいことを教わったとかはないですけど、練習量、精神的な部分も含めて長くはないですが、2週間やってきました。世界トップの選手とスパーリングしても自分の方が強いと思いました」と手応えは十分だ。

　一方、戦闘時に着用するという民族衣装を身に着けて登場したチュームーシーフは、「龍聖が強いことは知っていますが、中国にも強い選手がいます。キックが強いと思いますが、それに優る試合をしたい」と抱負を語った。

　チュームーシーフとフェイスオフで向かい合った龍聖は、「映像で見るのと同じで、打たれ強いのかと思いました。でも今回は、小笠原選手と2人で海外の選手と対戦するので、他団体に負けない試合をしたい。今、すごく調子いいし、進化している」と無敗記録更新に自信をのぞかせた。再び強い龍聖の姿に期待だ。

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