【RISE】54kgトーナメント全選手計量パス！優勝候補の志朗「勝って証明」大﨑一貴「一番インパクトのあるKO」

2023/07/01（土）UP
（最終更新：2023/07/02 11:15）

　7月2日（日）エディオンアリーナ大阪 第1競技場で開催される『ABEMA presents RISE WORLD SERIES 2023 1st Round』の前日計量が、1日（土）大阪市内にて行われ、[RISE WORLD SERIES 2023 -54kg Tournament]に出場する全選手が無事に計量をパスした。

【フォト】志朗や大﨑一貴ら全選手が計量パス、仕上がり抜群の海外勢も

　優勝候補に名前が挙がるのは、RISE世界バンタム級王者・志朗（BeWELLキックボクシングジム）と第2代RISEスーパーフライ級王者＆ISKAオリエンタルルール世界フライ級王者・大﨑一貴（OISHI GYM）。ファンからも2人の戦いを心待ちにする声が上がる。それぞれ世界の強豪選手との1回戦へ挑む。両者が戦うとすれば、決勝の舞台だ。

　志朗は「明日は世界チャンピオンになって初戦。54kgで沢山挑戦する日ですけど、期待されている以上の動きを見せられると思っているので、楽しみにしていてください」と意気込み。那須川天心無きRISE軽量級で自身が最強だと「勝って行って証明しないといけない」と気を引き締める。

　ルベン・セオアネ（スペイン/Muay Sapein）との対戦に向けて、志朗は「経験も浅いので、明日はその差が出ると思っている。本当に理想は1Rです。（次が）8月で期間が短いので怪我したくないですし、世界チャンピオンになって初戦なので、皆が望んでいるのはKO。狙うところはしっかり狙っていきたいです」と倒し切ることをテーマに掲げた。

　また大﨑は「明日は4試合ある中で一番インパクトのあるKOでしっかり勝って、会場を盛り上げるので楽しみにしていてください。対策も新たに立てて、練習もしてきたので問題ないです。映像もしっかり見たし、全然倒せる相手だなと。明日は僕がKOで勝ちます」とこちらもKO予告。

　その一方で日本人ツートップに待ったをかけたのが、初代RISEフライ級王者、初代RISEスーパーフライ級王者・田丸 辰（TRY HARD GYM）だ。公開練習のインタビューでは「RISEが大﨑選手と志朗選手をやらせたいみたいに感じて腹が立ちました」と不満を口にした上で、闘志を燃やしていた。

　本日の会見では「世界と戦えるように準備してきた。楽しみにしていてください」と短く意気込み。WPMF世界ライトフライ級王者・ペッシラー・ウォー・ウラチャー（タイ）との戦いへ「身体とかは思ったより、大きくなかった。顔は優しそうに見えて、雰囲気があって強そう。油断せずにしっかり勝ちにいきたい」と語っている。

　果たして日本人3選手は世界強豪を倒して、準決勝へ進むことができるか。今トーナメントには、現役ラジャダムナンスタジアムスーパーフライ級王者・クマンドーイ・ペッティンディーアカデミー（タイ）ら、超強豪ファイターが参戦している。それだけにどのような戦いが繰り広げられるのか、注目したい。

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