元UFCガヌーのトレーナーに就任したマイク・タイソン「強烈パンチで、ゲームオーバーだ」10.28フューリー戦へ特訓映像を公開
10月28日(日本時間29日)サウジアラビアのリヤドにて、ボクシングWBC世界ヘビー級王者タイソン・フューリー(英国)と元UFCヘビー級王者フランシス・ガヌー(36=カメルーン)がボクシングで対戦するが、ガヌーのトレーナーに元世界ヘビー級王者マイク・タイソン(57)が就任。
“トレーナー”タイソンは2日、自身のX(旧Twitter)にガヌーへミット打ちのコンビネーションを厳しく指導する映像を公開した。
ガヌーとタイソンは4年前から親交があり、タイソンはUFCの世界王者になる前からガヌーを「危険な未来のチャンピオン」と、その才能を高く評価していた。
タイソンのトレーナー就任は先月発表されたが、タイソンは「彼のパンチは強烈で、当たればゲームオーバー。オクタゴンからボクシングのリングへの転向をサポートすることを楽しみにしている。彼は戦闘の初心者ではなく、世界チャンピオンだ。ゴングが鳴ったときの戦い方を知っているが、重要なのは彼のエネルギーと戦闘技術をパンチの中に融合させ、俊敏性を生かしてリングを素早く動き回り、ノックアウトの一撃を放つことだ。我々は勝つためにここにいる」と表明している。
タイソンが公開した映像では、ガヌーを直接指導。ガヌーのコンビネーションでのミット打ちを見て修正点を指摘、パワフルなパンチで快音を響すガヌーに、タイソンは、そのパンチを褒めることはあったが、厳しく檄を飛ばすシーンも。
タイソンはこの動画と共にメッセージで「私は簡単には感動しないが 、フランシス・ガヌーはボクシングを知っている」とガヌーの実力を認める。
元々ボクサー志望だったガヌーはジムとの巡り合いの関係でMMAを目指すことになり、強打で強豪を次々とKOで撃破、アリスター・オーフレイムをアッパーで一撃KOしたシーンは特に衝撃だったが、このパフォーマンスをフューリー戦で出せるか。
対戦の予想は海外メディアによれば、フューリーの勝ちが圧倒的なようだ。マイク・タイソンと組んでこの予想を覆すことができるか期待される。
▶︎次のページは【動画】タイソンがガヌーに課す厳しいミット打ち映像
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