ベラトール王者エブレン、防衛直後にUFC王者エドワーズとケージ内で乱闘寸前！失神も殴り続けたのが原因か

2023/09/25（月）UP
（最終更新：2023/09/25 12:17）

　9月24日（日本時間）にアイルランドで開催された総合格闘技イベント『BELLATOR 299』のミドル級タイトルマッチにて、挑戦者ファビアン・エドワーズ（英国）にKO勝利し2度目の防衛に成功した王者ジョニー・エブレン（31=米国）。試合直後、エドワーズの兄で現UFCウェルター級王者のレオン・エドワーズとケージ内で乱闘寸前の騒ぎを起こした。

【フォト＆動画】ベラトール王者エブレン、UFC王者エドワーズと乱闘寸前の騒ぎ！エブレンの失神KO勝利の瞬間も

　試合は2R、エドワーズのヒジ攻撃を貰い、エブレンが顔面カットで大流血。ドクターストップの危機もあった中で3R、エブレンがパンチラッシュでエドワーズをなぎ倒し、そこから怒涛のパウンド連打。失神したエドワーズを見て、レフェリーが両者の間に割って入り試合を止めるも、エブレンはエドワーズに罵声を浴びせ続けた。

　直後、エドワーズのセコンドについた兄レオンがケージインし、エブレンと言い争いに。失神してるにも殴り続け、さらに罵声を浴びせるエブレンの態度に怒ったのだろう。

　ケージ内は、ベラトール王者とUFC王者が乱闘寸前のバチバチ状態。会場もブーイングで騒然とする中でセキュリティが二人の間に入り、事態は収まった。

　エブレンは試合後の会見で、兄レオンについて尋ねられると「もの凄く感情的になっている。ヤツとやってやる。ヤツは世界最強の一人で、（今はウェルターだが）最終的には185ポンド（ミドル）に上げるだろう」と、挑戦状を叩きつけた。

　レオンは今年12月開催の『UFC296』でコルビー・コヴィントンを挑戦者に迎えて2度目の防衛戦を行うが、このエブレンとエドワーズ兄弟の“因縁ストーリー”はどこへ向かうのか、今後の動向に注目したい。

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