2023/10/25（水）UP
（最終更新：2023/10/25 08:16）

ジェイク（左=Getty images）とネイト（右）がMMAで再戦か（

米国にて元UFC”悪童”、”喧嘩屋”の異名を持つネイト・ディアス（38=米国）と世界的人気YouTuberのジェイク・ポール（26=米国）が次はMMAで対決かと海外メディアやSNSを賑わせている。
　今年8月のプロボクシング戦ではジェイクが判定勝利。そこに多くのMMA選手が悔しい思いをしてきたが、次はディアスの土俵であるMMAで対戦するというのだ。

　ジェイクのプロモーション会社は23日、SNSで「ジェイクはPFL（※北米第二のMMA団体）で行われるMMAでの（ディアスとの）再戦を承諾した」と発表した。

　お騒がせYouTuberのジェイクは、ここ数年ボクシングマッチに傾倒し、ベン・アスクレン、タイロン・ウッドリー、アンデウソン・シウバらMMA王者の実績のある強豪に勝利。今年2月トミー・フューリーにスプリット判定で敗れるまでは6戦全勝だった。

　対するディアスは元UFC強豪で、マクレガーとも1勝1敗の名勝負を繰り広げた人気ファイターだ。22年9月の勝利後にUFC離脱し、フリーエージェントとなっている。8月の試合は［クルーザー級10回戦］で行われ、ジェイクが5Rにダウンを奪う判定勝利だった。

　今月17日、ジェイクはXで「俺の運命は世界チャンピオンになること。12月15日はその旅のステップだ」とボクシングトレーニングをする映像を投稿。

　するとディアスは19日、Xで「このビビってる雌犬とリマッチだ！」と［ポールvsディアス2］と書かれたポスターをシェア。ボクシングマッチとは書かれておらず、日付は12月15日とある。ネイトは敗戦以後、ジェイクとの再戦を熱望していた。

　これは12月15日にボクシング再戦かと思いきや、ジェイクのプロモーション会社『MVP』は23日、Xで「ネイト・ディアズとジェイク・ポールは、PFLからMMAでの再戦のオファーを受けた。ジェイク・ポールはオファーを受諾した」と投稿。これをジェイクもリポストした。

　ジェイクは今年1月にPFLと契約、その時にディアスに1000万ドルで、PPVスーパーファイトのオファーをかけていた。

　もっともディアスは以前Xで「お前との再戦は、もう一度ボクシング、3回目でMMAだ。お前がMMAをトレーニングする時間が必要だろ」とMMA戦は再々戦の時だと語っていた。

　SNSでは「MMAならPPVを買うよ！ボクシングなら結構です」「これをやるならジェイクを尊敬する」「ネイトはUFC以外で戦うのか？」等、期待や疑念の声が入り混じった。

　現在ディアスからの返事は無いが、2人のMMA戦は実現するのか。そしてそれは12月なのか。注視したい。

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