2023/10/28（土）UP
（最終更新：2023/11/03 05:21）

数島（右）は割れた腹筋、松本（左）は“はみ出る”広背筋を披露した

　10月29日（日）東京・後楽園ホールで開催される『RISE 172』の前日計量&記者会見が、28日（土）都内にて行われ、セミファイナル（第11試合）第2代RISEフライ級（-51.5kg）王座決定戦に出場する数島大陸（及川道場/同級1位）は51.35kgで計量パスして割れた腹筋を見せた。対する松本天志（HAWK GYM/同級2位）は51.45kgで、こちらも計量パスで“はみ出る”迫力の背中の筋肉を披露した。

【フォト】数島大陸の“割れた”腹筋、松本天志の“はみ出る”広背筋

会見では“カミカミ”のコメントだったが、「試合はバチっと決めます」と数島は苦笑い

　数島はサウスポーから繰り出す左ストレートを武器とするRISEフライ級1位の強豪。戦績は14戦10勝2分2敗（6KO）で、直近の今年7月には松岡宏宜に判定勝ちを収めている。

　対する松本はフライ級2位で、那須川龍心らが参戦した「RISE NEW WARRIORS フライ級（-51.5kg）トーナメント」で優勝。爆発力やテクニックが武器の天才サウスポーで、今年7月には弾丸風太に初回KO勝ちを収めている。

　2人は、田丸辰が返上したRISEフライ級王座をかけた［第2代RISEフライ級王座決定戦］として対決する。

松本は“天才”的な左のパンチを持っている

　計量を終えた数島は「昨年、田丸辰選手と初代タイトルマッチをやって負けてしまいました。今はベルトを獲ることだけを考えています。今回は、ネオ神童世代の一人目として神の左で倒すので期待してください」と王座奪取を宣言。負けずに松本も「念願タイトルマッチ、必ず結果を残して絶対に獲ります」と続いた。

　今回はメインからセミに変更という異例のことがあったが数島は、「試合順は、門口選手がチャンピオンなので僕の試合はセミやろなと思っていて。結局、セミになりましたが、いい試合をした方がメインなので気にしていません」とした。松本は「僕は何とも思ってなくて、プロしていい試合をみせるだけ。いい試合を見せた人がメインです」と拘りはないという。

どちらがチャンピオンになるのか楽しみだ

　アピールしたい点について数島は「いかに見たいと思うカードにできるか。以前の戦いを見てもらって、勝ち方にも、発言にも拘っていくことがプロかなと思っています」と主張し、松本は「僕が出た2部制の時のメインは数島選手で、あれから2年ほど経っています。2年あれば追いつくという生き様を見て欲しい」と成長を見せたいとした。

　軽量級はKOが少ないという意見については松本は「軽量級の中だと僕は倒せる方ですし、数島選手も同じだと思うので楽しみにしてください」と発言。数島も「2人とも倒し倒されができると思うので、どちらかが倒れるところを見てほしいです」とKO必至の戦いになるとアピールした。

　2人のバキバキボディを見れば、フライ級のスピードと倒す迫力の試合が見られるのは必至。第2代RISEフライ級チャンピオンは、どちらになるのだろうか。

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