【柔道GSバグー】出口クリスタが優勝、ビロディドは銅！豪快な一本勝ちの共演も＝試合結果

2024/02/17（土）UP
（最終更新：2024/03/10 01:42）

　柔道のパリ五輪への選考大会となる国際大会『グランドスラムバグー』が16日（金・現地時間）より行われ、初日の女子57kg級では出口クリスタ（28=カナダ）が金メダル獲得。出口は初戦から大外刈りなどの連続一本勝ちの快進撃だったが、準々決勝では、こちらも豪快な投げで勝ち進んできた東京五輪（48kg級）銅のダリア・ビロディド（23=ウクライナ）と対戦し互角も延長でビロディドの反則で出口が勝利、大きな山場を超え優勝に繋いだ。

【フォト＆動画】出口とビロディドの豪快一本、ビキニで互いのボディ比較も

　出口は準決勝でも優勢で勝ち上がり決勝で東京五輪同級優勝のノラ・ジャコヴァ（コソボ）と対戦だったが、ジャコヴァは負傷で棄権したため、出口が金メダルを獲得、昨年12月のGS東京に続いての金メダルとなった。出口は初の五輪代表にまた一歩近づいた。

　ビロディドも五輪を目指す。48kg級では世界２連覇、そして東京五輪では48kg級で銅メダルだったが、筋肉もつき、減量も厳しいため階級を一気に2階級57kg級にアップ。地元ウクライナのメディアでは次こそ五輪の金メダルを目指すと意気込む。

　しかし、背中の怪我もあり半年ぶりの試合となったビロディド、試合では豪快な大外刈りでの一本勝ちなどで上がると準々決勝では、出口と競り合ったが、延長で指導が重なり反則負けとなった。

　しかし、敗者復活戦で勝利し銅メダル決定戦ではオランダ選手に腕十字で一本勝ちを極め勝利、見事銅メダル獲得となった。

　世界でも注目される両者、果たしてパリ五輪に選出され再び対決はあるのか。なお、同階級の日本選手では世界選手権2年連続銀メダルの舟久保遥香（25）がすでにパリ五輪に内定している。

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