【ナイスミドル】保険業42歳がミドル級王座初防衛!”台湾最強”中年男、KO勝利で王者に宣戦布告
ナイスミドル実行委員会
『NICE MIDDLE 67』
2024年3月10日(日)東京・新宿FACE
2008年に旗揚げした、35歳以上の中高年世代を対象にしたキックボクシングイベント『NICE MIDDLE(ナイスミドル)』の67回目の大会が10日、東京・新宿FACEで開催された。この日も、建設業、飲食業、高校教師、IT業、郵便配達員、市役所職員、美容師、大工、主夫、ドライバー、銀行員など、さまざまな職業と人生を歩む中年ファイター38名が熱い戦いを見せ、ファイナルではNICE MIDDLEミドル級タイトルマッチが行われた。
▼ファイナル(第19試合) NICE MIDDLE ミドル級タイトルマッチ 2分3R
〝所沢の流れ星〟
〇王者・ペガサス木本(42才/誠真会館所沢道場/保険業)
判定3-0 ※30-28、30-28、29-28
〝A5ランクの暴れ牛〟
●挑戦者・いっぱち(51才/ストライカー宇都宮・ゴー宣道場/自営業)
※木本が初防衛に成功
流星のように現れ、昨年7月ナイスミドル3戦目にしてミドル級王座を戴冠したペガサス木本の初防衛戦。木本は保険代理店を営む42歳。
対する挑戦者のいっぱちは、レンタルスタジオを経営している51歳。前回11月大会で小田島を1R KOで下し、挑戦権を手に入れた。
1R、いっぱちのワンツーに合わせ、右ローを合わせる木本。木本は右ストレート、左フック、右ストレートを放ち、コーナーに追い詰め一気に畳みかける。いっぱちは首相撲で応戦。終盤に木本は右ストレート、左フックを立て続けにヒットさせる。
2R、首相撲で応戦するいっぱち。しかし、木本の左右のミドル、さらに強烈な右ボディが入る。
3R、アグレッシブな打ち合いから首相撲の展開が続くが、後半に入り木本の右ストレート、左アッパーがヒット。しかし、打たれ強いいっぱちは怯まず。ダウンは奪えなかったものの、判定3-0で、チャンピオンの木本がミドル級王座初防衛に成功した。
初防衛に成功した木本は勝利マイクで「1Rに倒し切れなかったのが不甲斐なかったです。ミドル級の選手には今のところ負ける気はしません。いつでもベルト取りに来てください」と高らかに宣言した。
▶︎次ページは台湾最強の中年男が王者に宣戦布告、その他試合結果
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