試合中に“腕を噛まれても”なんと大金ゲット!?UFC社長が絶賛する理由とは…
3月24日(日本時間)米国ネバダ州ラスベガスで開催された総合格闘技イベント『UFCファイトナイト』にて前代未聞の”噛みつき”失格試合が!噛み付き失格負けした選手はすぐにリリースされたが、噛みつかれた選手がその負傷箇所にタトゥーを入れると、なんと750万円もの“噛みつかれ”ボーナスを獲得。大きな話題を呼んでいる。
【フォト&動画】前代未聞の噛みつき行為!噛み付いた跡、なんとそこにタトゥーを!
騒動が起きたのは、フライ級マッチのイーゴル・セベリーノとアンドレ・リマの一戦。共にUFC初出場のブラジル人同士、無敗レコードでの対決とあってライバル心剥き出しだった。
試合は1R序盤、セベリーノが優勢に試合を進めていたが、後半にリマの縦ヒジがヒットしリマの流れに。2R、圧を強めるセベリーノだが、リマのカウンター、クリーンヒットの数が増える。
2R中盤すぎ、セベリーノが背後からリマをケージに押し込むが、そこでリマが何やらアピール。セベリーノがリマの左腕を噛んだというのだ。レフェリーは試合をストップ。ドクターチェックを受けると、リマの左腕の二の腕付近にクッキリと歯形が。
セベリーノは噛みつき行為を否定したが、レフェリーは悪質な反則行為として、セベリーノを失格負けに。リマが勝利した。
行為が悪質だとして、UFCはセベリーノを即刻追放に。一方のリマには、ベストファイトに送られる“ファイト・オブ・ザ・ナイト”をもじって“バイト(噛みつかれ)・オブ・ザ・ナイト”が贈られることに。
意外なボーナスに大喜びしたリマはなんと、その後すぐに負傷箇所に噛まれた跡を残すタトゥーを。するとそれをSNSで見たダナ・ホワイト社長が大喜びし、当初のボーナス2万5000ドルを2倍となる5万ドル(約750万円)に支給アップし、大きな話題となった。
WME-IMG
『UFCファイトナイト』
2024年3月24日(日本時間)米国ネバダ州ラスベガス
▼フライ級マッチ
●イーゴル・セベリーノ(ブラジル)
失格 2R2分52秒 ※噛みつき反則行為により
○アンドレ・リマ(ブラジル)
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