TOP > ニュース 一覧

【UFC】ライト級1位ツァルキアン、ファンに殴りかかり出場停止処分、タイトル戦に暗雲

フォロー 友だち追加
2024/06/26(水)UP

ツァルキヤンはファンに殴りかかって問題となっていた ©️UFC

 現UFCライト級1位アルマン・ツァルキヤン(ジョージア)は、4月の挑戦者決定戦と見られる試合前に男性ファンに殴りかかり、その処分が25日(現地時間)明かされた。
 ネバダ州アスレチックコミッションはツァルキヤンに9ヶ月の出場停止処分を通知。ツァルキヤンは10月に予定されている同級王者イスラム・マカチェフとのタイトル戦に陰りが出てきた。

【フォト・動画】これが殴りかかった問題のシーン!男性ファンを殴打

 この事件が起きたのは、4月13日の『UFC300』(米ネバダ州ラスベガス)で、ツァルキヤンが元同級王者チャールズ・オリベイラ(ブラジル)との試合の開始直前だ。

試合では、オリベイラ(前)に勝利していた ©️UFC

 ツァルキヤンが入場すると、彼とのハイタッチを求める多くのファンがその入場口に殺到。
 すると、その中の1人の男性ファンがツァルキヤンに向けて“中指を立てる”挑発を行ったのだ。
 それに気づいたツァルキヤンが激怒し、彼に殴りかかったが、最終的にスタッフに制止された。この模様は生放送で配信された映像にも映り込んでいた。

 試合はツァルキヤンがグラウンドコントロールで上回り、スプリット判定で勝利。
 この結果を受け、10月のアブダビ大会でツァルキヤンはタイトル戦を行う見込みだった。

 殴りかかられた男性は、後にメディアでツァルキヤンに謝罪しており、実際は彼に当たっていなかったと告白、訴訟するつもりもないと語っていた。

 しかしネバダ州アスレチックコミッションは、行為自体を重く見て25日、ツァルキヤンに9ヶ月の出場停止、さらに2万5000ドル(約400万円)の罰金を科した。
 9ヶ月となると来年の1月となってしまい、アブダビ大会には間に合わない。せっかく掴んだタイトル権は”悲惨なことになりかねない”と海外メディアも記している。

 しかし、コミッションは救いの手を差し伸べ、ツァルキヤンが”いじめ反対の公共ビデオ広告”を制作するなら「6ヶ月に短縮される可能性がある」と告げている。
 6ヶ月であれば丁度10月となり、アブダビ大会には間に合う。

 ツァルキヤンは「対応に本当に感謝する。ぜひUFCやコミッションと協力し、いじめ反対のビデオを制作したい」と述べている。
 10月のタイトル戦には出場できるか。

▶次のページ:【フォト・動画】これが殴りかかった問題のシーン!男性ファンを殴打

  • 1
  • 2
フォロー 友だち追加

●編集部オススメ

・【フォト・動画】これが殴りかかった問題のシーン!男性ファンを殴打

・安保瑠輝也「人生で一番殴られた」元UFC王者ストリックランドとの”ボコボコ”スパー公開、立ち向かう姿に称賛の声

・「今年のKO賞だ!」”新王者”帝尊の大逆転KOが海外でも話題、相手は白目をむく失神=ボクシング

・悲劇!タップ見逃され、失神中に腕が破壊される!レフリーに非難の嵐=オランダ

・伊織もえ、”むちむち”から一転のウエスト8cm減ボディ公開!ダイエット成功し「くびれ凄い」「胸のサイズ変わらない!」

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!

関連記事

」をもっと見る

TOP > ニュース 一覧