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【中国武術】”グラマー”美女コスプレイヤーすみれおじさんが参戦、下半身強化で健闘も”ぐらり”全国11位に

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2024/07/12(金)UP

技はしっかり決まったが、グラついたシーンで減点も

 7月12〜14日に東京体育館で開催の「第41回全日本武術太極拳選手権大会」にコスプレイヤーのすみれおじさんが昨年に引き続き出場。12日、武器術を演武し全国の猛者と競い合ったが、バランスを崩したことがマイナスポイントで入賞を逃した。

【フォト】彼女がアクロバットな演武!グラマーな水着グラビアも

 同大会は素手で演武する徒手種目、剣や刀、槍などを用いる器械種目などの演舞を競い合う。今年は個人34種目に1,496人、団体4種目に合計54チームが集結した。本大会は日本代表選手選考も兼ねて行われている。

 すみれおじさんが出場するのは、女子伝統器械部門。武器を使った派手なパフォーマンスが期待される部門で、女性34名のなかで順位を競い合う。中国武術では練習をする武器を決めて何年も練習するのが普通だが、すみれおじさんは半年間で習得した朴刀(プー・ダオ)と呼ばれる薙刀のような武器で出場した。

片足で決め!

 演武の審査基準は、動作の質と演技レベルの総合点で競い合う。研鑽を積んだ全国の猛者を相手に善戦をしたものの最終得点では28位で終了。昨年から下半身のトレーニングや体力づくりに重きをおいたが、片足やジャンプなど、高難易度の技が多く、2度バランスを崩ししたことが0.20ポイント減点に。順位に大きく響いた。

 その一方で演技レベルの審査項目では、11位と好成績をおさめた。迫力とスピード感のある演武が評価されたようだ。

 すみれおじさんは今回の敗因について「下半身のトレーニングを積極的におこなっていましたが、2回もふらついてしまいました。もっと深く足を沈めないといけないところもできていなかったので、改めて基礎の大切さを知りました」と苦い顔を浮かべる。

 続けて「皆さん何年も練習を積んだ武器で出場されているので、朴刀歴半年の私では太刀打ちできないのは当然だと思います。でも、演技レベルが意外と評価されていたのでそこは素直に嬉しいです」と語った。

すみれおじさんが、難易度の高い朴刀の形を演武した

 彼女は学生時代に事故で右腕を複雑粉砕骨折した後遺症で腕を完全にまっすぐ伸ばすことができない等のハンディがあるがここまで仕上げてきた。仮にバランスを崩していなかったら上位10位の成績を収めることができたことから、次に繋げたいところだ。

 すみれおじさんは、ネクソンやサンボーン(散爆)などの企業専門のプロコスプレイヤーとして活動するほか人気ゲームのモーションアクターもしていることで知られる。そのほかに女優業、ロリータブランドをはじめとしたアパレルモデルもしているマルチタレント。最近では獣医師の佐藤貴紀氏とともにペット業界での活動もはじめている。

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