2024/07/13（土）UP
（最終更新：2024/07/18 17:48）

YA-MAN（右）が公開練習で本気のボクシングスパーリングを披露した

　7月28日（日）さいたまスーパーアリーナにて開催される格闘技イベント『超RIZIN.3』の公開練習が13日に都内で行われ、フェザー級マッチで鈴木博昭（BELLWOOD FIGHT TEAM）と対戦するYA-MAN（TARGET SHIBUYA）が登場。
　YA-MANはRISEスーパーフェザー級2位の常陸飛雄馬を呼び、何と本気のボクシングスパーリングを披露！迫力満点の殴り合いで集まったファンを沸かせた。

【フォト&動画】YA-MANが公開練習で本気の殴り合い！

　互いにヘッドギアを着け、3分間のボクシングスパーを行ったYA-MANと常陸。右ストレート、アッパー、ボディをヒットさせるYA-MANに対し、常陸も引かずに応戦。至近距離で激しく殴り合い、公開練習とは思えない緊張感が漂った。

　今回は仕切り直しの一戦となる。鈴木が今年2月に芦田崇宏にTKO勝ちを収めて、YA-MANへ対戦要求。試合が一時組まれるも、YA-MANが練習中に怪我。ヒザ内側側副靭帯（ないそくそくふくじんたい）とヒザ前十字靭帯（ぜんじゅうじじんたい）を損傷し、全治2ヶ月の重傷で延期となっており、今大会で実施されることとなった。

「絶対にKOする」と意気込んだYA-MAN

　公開練習後の質疑応答でYA-MANは、「皆んな怪我のことが心配だと思うので、全く問題ないよと伝える為にも（ボクシングスパーを）やりました。仕上がりはめっちゃ良いです、自分のレベルアップが実感できてます」と説明し、万全のコンディションをアピール。

　試合でどんなところを注目して欲しいか聞かれると「僕にできることって打ち合いしか無いので、気持ちと気持ちのぶつかり合い。怪物くんも気持ちでぶつかってくるタイプなので、人間同士の根本的な戦いを見てもらいたいです」と意気込み、最後にファンへ向けては「絶対にKOします」とKO決着を約束した。

　激闘が期待されるこの一戦、果たして最後までリングに立っているのはYA-MANかそれとも鈴木か。

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＜両選手の情報＞
YA-MAN（28=TARGET SHIBUYA）
身長173cm リーチ171cm
MMA戦績2戦1勝（1KO）1敗
RISEオープンフィンガーグローブ-65kg（キックルール）の現役王者。昨年5月にMMAデビューすると、三浦孝太に初回TKO勝ち。さらに11月、朝倉未来にOFG着用のキックルールでKO勝利して話題となったが、大晦日のMMA2戦目では平本蓮に判定負けを喫した。今回は再起を狙う。 

鈴木博昭（39=BELLWOOD FIGHT TEAM）
身長167cm リーチ173cm
MMA戦績7戦4勝（4KO）3敗
類まれな身体能力とパワーから「怪物くん」の異名を持つ鈴木は、シュートボクシングで3階級を制覇。ONEにも参戦していた。21年のMMA転向後は勝ち負けを繰り返していたが、昨年6月は西谷大成の飛びヒザ蹴りに左フックを合わせてTKO勝ち。そして芦田に勝利と連勝中だ。

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