2024/07/24（水）UP
（最終更新：2024/07/24 16:42）

前戦、GLORY元ランカーを豪快KOした海人

　8月17日（土）東京・後楽園ホールで開催される格闘技イベント『SHOOT BOXING 2024 act.4』に参戦するSB世界スーパーウェルター級王者・海人（TEAM F.O.D）が「倒すことは間違いない」とKO勝利宣言した。海人は70.0kg契約で、SENSHI欧州王者で、元GLORYライト級6位のドラゴミール・ペトロフ（ブルガリア）と対決する。

【フォト・動画】海人が白目をむかせる豪快KO！ペトロフの豪快KOシーン

　海人は“SBの最高傑作”であり、SBやRISE、KNOCK OUT王座を次々と戴冠。今年2月にペットモラコット・ペッティンディーアカデミーに延長判定負けも、4月のダイレクトリマッチを制しリベンジ＆SB世界タイトルを死守した。6月の前戦では、元GLORYライト級9位のアルマン・ハンバリアンからTKO勝利を収めた。
　昨年8月に敗れたGLORY世界ライト級王者ティジャニ・ベスタティへの雪辱を1番に目指す海人にとっては、前回に続いて着実に勝利を手にしたいところだ。

　今回の相手となるペトロフは元GLORYライト級6位で、SENSHI-70kg王者の実績を持つファイター。
　なお現在GLORYではライト級ランキングが廃止されており、かつてのライト級戦線のランカーたちは“元”扱いとなる。

　海人は試合前インタビューでペトロフの印象を「外国人っぽい戦い方をする選手。前に入ってきて、ガードも硬いしパンチも軽くはなく、体も強そうな感じで完全にインファイトを仕掛けるタイプだと思う」とフィジカルでガンガン前に来ると分析する。

前戦、相手が白目を向いてダウンする

　試合については「倒すことは間違いない。僕の全ての攻撃が倒せるものになっているからこそ“何で倒すか”は正直、自分でも分からない。全部当てられるし、全部自然に当たるので、相手がどこまで耐えられるのか」と結果的に相手が倒れていると自信を持つ。

　ベスタティに敗北してから、ちょうど1年となるが「ベスタティ選手へのリベンジに目標を掲げている中、ベスタティ選手をビビらせるような勝ち方を意識している。今僕はベスタティ選手への挑戦権を得るために1つずつクリアーして戦っているだけ。GLORY陣営には失礼ですが、今回の相手も眼中にはない。クリアーしていき、最後はもうベスタティ選手しか相手はいないと思う状況にしていくだけ」とベスタティへの再戦のみを視野に入れる。

　そのベスタティは20日、階級上であるウェルター級の元王者に判定勝利しており、海人はSNSで「やっぱ強い。でも必ず超えるよ。しっかり全員倒していって、もう一回挑戦権を得る。そして勝つ俺が勝つ！」と改めて意気込んでいる。

　最後に「前回の自分よりもさらに強い姿を皆さん見せて、圧倒的に倒す」とギラつくKO勝利宣言で締めた。

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