【UFC】復帰のアデサンヤに、王者デュ・プレシは超ムキムキボディで計量パス!激しい睨み合いに!
8月18日にオーストラリア・パースで開催される総合格闘技イベント『UFC305』の前日計量が17日に行われた。
メインイベントのミドル級タイトルマッチ(185ポンド/83.91kg)で対戦する元ミドル級王者で同級2位のイズラエル・アデサンヤ(34=ナイジェリア)が184ポンド(83.46kg)、王者のドリカス・デュ・プレシ(30=南アフリカ)が185ポンド (83.91kg)で共に計量をパスした。
復帰初戦のアデサンヤは仕上がったボディで登場すると、超ムキムキボディの王者のデュ・プレシを激しく睨み合った。
アデサンヤは昨年9月に開催された『UFC293』のミドル級タイトルマッチでショーン・ストリックランドと対戦し、KO寸前まで追い込まれる場面があり判定負けで王座陥落。以降、一時的な休養宣言を行い、戦列から離れていたが、約11ヶ月ほどで復帰。その初戦でいきなりタイトル挑戦となった。
対するデュ・プレシはキャリア21勝でUFCでは7戦全勝。今年1月に当時の王者ストリックランドに挑戦し、激闘の末にスプリットの判定勝利。南アフリカ出身選手で初のUFC王者に輝いた。9連勝と勢いが止まらない。
計量で、アデサンヤは割れた腹筋と仕上がった強靭ボディを披露。フェイスオフではデュ・プレシと20秒間近く睨み合った。
ファンの温かい声援で迎えられたアデサンヤは「皆ありがとう。この空気を待ち望んでいた。本当に待ち遠しい気持ちだった」と感謝の気持ちを述べたが、すぐにデュ・プレシに向かって「お前と向かい合うことはうんざりだ」と吐き捨てた。
一方の王者デュ・プレシは「最高の瞬間だ。戦いを待ちきれない」と防衛に強い自信を見せた。
果たして、アデサンヤは復帰戦で王座返り咲きとなるか、それともデュ・プレシの初防衛成功となるのか、注目の一戦だ。
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