最強女子ギャビ・ガルシア、男性との禁断マッチに無念のタップ!=試合前の“不意打ちキス”事件も
8月17日に開催されたグラップリングの大規模賞金大会『クレイグ・ジョーンズ・インビテーショナル(CJI)』のプログラップリングマッチにて、“霊長類ヒト科最強女子”の愛称でRIZINで人気を博したギャビ・ガルシア(38=ブラジル)が男性強豪柔術家クレイグ・ジョーンズ(33=オーストラリア)と対戦したが、2Rにリアネイキッドチョークを極められ無念のタップ、一本負けを喫した。
試合前のフェイスオフで相手のジョーンズから“不意打ちキス”をされ、ギャビが大激怒するなど話題を集めていた。
【フォト&動画】ギャビが無念タップ!話題となった“不意打ちキス”、最近のグラマーボディも
ギャビは身長187cm、体重108kgの巨体を誇り、ブラジリアン柔術世界選手権で9度優勝。さらに最も権威があると言われるグラップリング大会ADCCでは女性史上初となる4度の優勝を飾っている。15年大みそかのRIZINでMMA(総合格闘技)デビューすると6連勝(2KO、4一本)を飾った。
そのギャビが数年ぶりの復帰戦で、ADCCで2度銀メダルを獲得したジョーンズと“性別を越えた”禁断マッチを行うとあって話題に。そして、先月末に両者が試合前の対談を行った際、ギャビが過去のステロイド使用を告白。さらに試合前のフェイスオフでジョーンズがギャビに“不意打ちキス”をするなど、さらに注目が集まっていた。
エンタメ要素満載のマッチメイク。会場で待つギャビに対し、ジョーンズはなんと観客席からお酒を飲みながらパンツ一枚で登場し観客を沸かす。
ジョーンズがファイティングショーツを履くと試合開始。1R、ジョーンズの奇襲タックルをガブリ、バックを奪おうとするギャビだが、ジョーンズの流れるような攻撃に苦戦。三角絞め、フライングマウント、ヒールフック、腕十字と次々と仕掛けられる。
2R、ジョーンズのイマナリロールを上から潰すギャビ。ジョーンズはツイスター、ヒールフックと次々に技を仕掛けると、ギャビもヒールフックで応戦も極め切れず。そしてジョーンズがバックからリアネイキッドチョークを仕掛け、ギャビはタップした。
2R4分39秒、ジョーンズの一本勝ち。最後はお互いハグして仲直りした様子の2人。敗れたギャビだったが、会場から彼女への声援が上がっていた。
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