2024/10/11（金）UP
（最終更新：2024/10/11 20:19）

無事に計量パスしたぱんちゃんの顔

　10月12日（土）東京・後楽園ホールで開催される『KNOCK OUT 2024 vol.5』の前日計量が11日に都内にて行われ、［KNOCK OUT BLACK女子 48kg契約/3分3R 延長1R］で対戦する、ぱんちゃん璃奈（フリー）は再計量で48kgジャストで計量パスするも、美伶（WARRIOR OSAKA）が50.35kgと2.35kgの大幅オーバー。試合消滅の可能性もあったが、両陣営が合意の上、試合は実施されることとなった。

【フォト】ぱんちゃん、気合のハイレグ水着で再計量パス！

　ぱんちゃんは計量に黒の斬新なデザインのハイレグ水着姿で登場。1回目は50gオーバーだったが、会見前に再計量を行い、無事にリミットでパスすることに成功した。

対戦相手の美伶、まさかの2.5kgオーバー

　ぱんちゃんは会見で「やりたいが限度はある。2kg以内まで落としてくれれば、私はやるつもり」と語ったが、本計量と会見を欠席した美伶が会見後に計量を行うも2kg以上の体重超過。ぱんちゃんが合意しなければ、試合は消滅となっていたが、KNOCK OUT事務局と両陣営の協議の結果、以下の条件で試合は実施される運びとなった。

①第1ラウンド、美伶選手は減点2から試合開始。
②ぱんちゃん璃奈選手は6オンス、美伶選手は8オンス着用のグローブハンデとなる（本来は双方とも6オンス）。
③美伶選手はファイトマネーから30%減額。
（KNOCK OUT公式リリースより）

　さらに、ぱんちゃんが勝利した場合のみ、試合は公式記録とされ、美伶が勝った場合はノーコンテスト扱いとなる。

　ぱんちゃんはこの決定を受けて、自身のXにて「この日のために本当にかけてきたので、死ぬ気で頑張ります。このカードを楽しみにしてくださってる方達にこの試合を見せます」と意気込んだ。

　減点、グローブハンデがある状態だが、美伶は豪腕が売りの実力者。ぱんちゃんはどのような戦いを見せるのか、注目の一戦だ。

＜両者のこれまでの流れ＞

ぱんちゃんは戦績18勝（4KO）1敗の元KNOCK OUT BLACK女子アトム級、ミニマム級の2階級王者。今年5月の巌流島ではプロとなってから初となる敗北を味わったが、6月のKNOCK OUTでは判定で勝利し再起した。

対する美伶は戦績4勝（1KO）1敗でK-1を主戦場としているファイターで、空手時代は極真連合の全日本ウエイト制軽量級準優勝など実績を残し、キックでは第8回K-1アマチュア全日本大会・チャレンジBクラス女子-50kgで優勝している。前戦の今年5月の『Krush.161』では右ストレートで2度のダウンを奪うKO勝ちを収めたばかりだ。