海外MMAで危険ハプニング!“チョーク失神”もレフェリー気づかず、「追放すべき」と非難殺到
11月2日(日本時間3日)にカザフスタンのアスタナで開催された総合格闘技イベント『Dala Fighting Championship』にて、レフェリーが犯した危険なハプニングが起きた。敗れた選手が絞め技で完全に意識を失っているにも関わらず、それに気づかず続行しようとしたのだ。この危険すぎるミスに視聴者が激怒。「彼は追放すべき」と非難が殺到した。
【フォト&動画】チョークで失神もレフェリー気づかず!危険な場面
“事件”が起きたのは、138ポンド契約マッチのズマン・ズマべコフ(34=カザフスタン)vs.アビラシュ・ラウト(32=インド)の一戦。ズマべコフは15勝8敗の通算戦績を持つカザフスタンの実力者。対するラウトは通算6勝3敗でボクシングベースのインド人ファイターだ。
試合は1R序盤、ラウトの右フックでズマべコフからダウンを奪うなどラウトが優勢。しかしズマべコフが組みの強さで反撃、ラウトを持ち上げてはスラムを連発する。そしてグラウンドの展開、マットにラウトを叩きつけたズマべコフはハーフの体勢からヴォンフルーチョーク!
これが完全に極まり、ラウトはタップする間もなく、目を見開き失神。ここですぐにレフェリーがストップをかけるべきだが、ラウトが“落ちた”事に気付かないレフェリーは、なんと続行を示唆。極めたズマべコフがラウトが失神していることをジェスチャーし、そこでようやくレフェリーが試合を止めた。
レフェリーがやらかしたこの“危険なミス”に視聴者が激怒。「このレフェリーが追放すべきだ」「一歩間違ったら死んだのでは」「彼は一体何をやっているんだ」などと映像のコメント欄には非難が殺到した。
気になるラウトだが、しばらくは意識を失っていたものの、その後に蘇生し、しっかりと立って判定コールを受けた。一番の被害を受けた選手が大事に至らず、何よりだ。
『Dala Fighting Championship』
11月2日(日本時間3日)カザフスタン アスタナ
▼138ポンド契約マッチ
○ズマン・ズマべコフ(カザフスタン)
一本 1R2分30秒 ※ヴォンフルーチョーク
●アビラシュ・ラウト(インド)
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