【RISE】白鳥大珠、世界T初戦で最強ペッチと激突「下馬評を覆し優勝する」
12月21日(土)千葉・幕張メッセ イベントホールにて行われる『ABEMA presents RISE WORLD SERIES 2024 FINAL ~GLORY RISE FEATHER WEIGHT GRAND PRIX~』に参戦する、白鳥大珠(日本/TEAM TEPPEN)が16日に公開練習を行った。
今年9月にファーパヤップGRABSをヒザ蹴りで1R KOし2連勝中の白鳥は、今回のトーナメント組み合わせ抽選会で自らGLORY王者ペットパノムルン・キャットムーカオ(タイ)を初戦に選んだ。
公開練習で、白鳥はシャドーとビッグミットでのラッシュを披露。破壊力を持ち合わせたスピーディーでキレのある動きを印象付けた。
試合まで1週間を切った今、白鳥は「正直9月とか10月とかは不安が結構あった。でも練習を積んでいくうちに不安や恐怖はなくなり『今の俺ならいける』という気持ちに切り替わった」と万全のコンディションをアピール。続けて、今回のトーナメントに向けて、特別に走り込みを増やすなどフィジカル面の強化を行ったといい「辛い時にこそ行かなければ、動かなければという、そこからもう1段階上げて動ける体力作りが出来た」と自信を見せた。
しかし初戦で当たるのは優勝候補筆頭のペットパノムルン。下馬評で“白鳥不利”の声もあるが、これに対し「自分自身では勝てると思ってる。周りがなんて言おうと自分が信じられるのは、自分自身と応援してくれる仲間とチーム。それを信じてやれば、絶対に俺は勝てる」と迷いがない。
そのペットパノムルン戦の勝利の鍵を尋ねると「僕が倒すなら接近戦の距離でパンチかヒザだと思っています。遠い距離で蹴りの勝負をしてしまえば、それは正直向こうの方が上なので。だから、相手が中に入った時が勝負だと思っています。そこで組まれる展開も予想はしていますが、それに対応した中でのパンチだったり、近い距離での勝負が僕は勝利の鍵だと思ってます」と、自分の得意な近距離での戦いに持ち込む事だとした。
決勝まで3試合と過酷なワンデートーナメントに向けて、白鳥は「正直、1回戦でどれだけのダメージを負うとか、次の相手がどれだけダメージ負っているか想像ができない。だから全ては気持ちだと思ってて。今回は今まで以上に気持ちの強さが勝つために大事だと思っています」と技術や力量、運もそうだが、それ以上に絶対に勝つという不退転の決意が優勝へ導くと考える。
その上で白鳥は「俺が優勝しないとキック界の現状は変わらないと思いますし、強い外国人が優勝してしまうと、結局はそうだよなで終わってしまうので。ここでやっぱり俺が優勝することに意味があると思っているので、この気持ちを最後まで持ち続けるつもりです」と、日本のキック界を背負う強い覚悟を見せた。
最後に「全ての下馬評を覆して俺が優勝する」と語気を強めた白鳥。世界中が注目する世界トーナメントでどの様な戦いを見せるのか。
▶︎次ページは【動画】白鳥、渾身のヒザ蹴りKO!相手は悶絶ダウン
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