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【RIZIN】「片手だけで行く」”平本軍”篠塚辰樹、左手のみの練習動画が話題、その裏に岩崎宗師の指示

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2024/12/25(水)UP

試合でも強烈な左を放つ篠塚

 12月31日(火)さいたまスーパーアリーナで開催される『RIZIN DECADE』の“雷神 番外地”では、平本蓮率いる「BLACK ROSE」の篠塚辰樹(MASTER BRIDGE/剛毅會)が参戦するが「片手でいく、右殴らない。ジャブとヒザでKOする」と宣言した。
 その通り、SNS動画では鋭いジャブとヒザのみの練習を行っており、話題になっているが、その裏には剛毅會・岩崎達也宗師の指示があった。

【フォト&動画】篠塚が”左手のみ”の激しいミット打ち!左でダウンを奪う瞬間も

 篠塚はプロボクシングを経験し、キック転向すると、昨年10月にはKrushフェザー級(57.5kg)王座を奪取した。
 大晦日RIZINで冨澤大智に勝利、その後K-1グループから離脱し、今年4月のRIZINでは素手ボクシングでKO勝利している。

 今回篠塚は、朝倉未来チームの野田蒼(月心会チーム侍)と対決。
 野田は、20年のK-1甲子園-55kg王者となり、主に53kgでK-1グループをはじめRIZIN、RISE等に参戦。今年9月からはBreakingDownに参戦している。

昨年大晦日の冨澤戦では左でダウンを奪っている

 階級や実績の違う2人だが、篠塚はカード発表会見で野田に「このちっちゃい子」「微妙」と格下扱い。
 更にその後配信された特別番組では「かわいそう、野田くん。でも頑張ってる」と思いやり「片手で行く、極めた、俺、右殴らない。ジャブとヒザでKOする」と右手封印を宣言した。

 その後篠塚は、剛毅會で激しいミット打ち動画を投稿。なんと篠塚は右手を後ろに回し、パンチは宣言通りジャブのみ。

 ミット持ちが顔面を攻撃するも、素早いバックステップや右手のみのガードなど、ボクシング仕込みの巧みなディフェンスで防ぎ、矢のようなジャブを返し続ける。
 更にスイッチし、左を奥手にして強いパンチも打つ。蹴りはほぼ、飛びヒザを放つのみと宣言通りだ。

 篠塚は元々ジャブを得意とし、昨年の冨澤戦でも、ジャブでダメージを蓄積させ、左で1度目のダウンを奪っている。更に距離感も抜群で、ノーガード気味の構えからでステップ、ボディワークで避けるなど、この戦い方で勝利することも不可能ではないかもしれない。

 この練習は、宣言を見せるためのものなのか。所属する剛毅會・岩崎達也宗師に練習の意味を聞くと「左拳強化のため左だけの稽古を指示しました。内面では夫婦手がはたらき両手使っています」と動きには現れない右手が働いていると言う。

 動画には1万以上のいいねがつき、SNSでも拡散。コメントには「動きキレキレ」「早すぎ」「これをやったら好きになる」「急に右手出しそう」と驚きの声が並ぶ。

 相手の野田は「格上と言われているけど、マジで悶絶して倒す」「1分で仕留める」と燃えている。篠塚は宣言通り”右手封印”で勝利するのか。

【フォト&動画】篠塚が”左手のみ”の激しいミット打ち!左でダウンを奪う瞬間も

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