【UFC】元王者アデサニヤはなぜKOされたのか「完璧に攻略してる!」彼の“癖”を分析した動画が話題
2月2日(日本時間)サウジアラビアで開催されたUFCの[ミドル級マッチ]では、元王者で同級2位のイスラエル・アデサニヤ(35=ナイジェリア)が同級5位のナッソーディン・イマボフ(29=ロシア)にまさかのKO負け。
SNSではアデサニヤの”手を伸ばす防御法”を利用し、逆にパンチをヒット、KOダウンを奪うイマボフの技術を分析した動画がアップされ話題となっている。
【フォト・動画】わかりやすい!アデサニヤの”穴”を突き、KOした解析動画
試合は1Rはアデサニヤが蹴りで優位となっていたが、イマボフのアッパーをもらう場面も。2R、イマボフの右オーバーハンドでアデサニヤがダウンすると、そのままパウンドアウトとなった。
動画では、常に距離を取りたいアデサニヤが、相手の拳を押さえる”プッシング”の癖に着目している。
パンチを主体に前進するイマボフだが、アデサニヤは両手で相手の両拳を押さえてプッシングガード。
しかし1R、その両手の間に大きく空いた空間を利用し、イマボフは下から右ロングアッパー!アデサニヤのアゴが跳ね上げられ、大きく後退する。
アデサニヤ優勢だった1Rだったが、すでに攻略の糸口は見えていた。
そして2R、またも前進するイマボフの両拳を両手で抑えようとするアデサニヤだが、イマボフは今度は左腕でフェイントをかけ、その瞬間右手でオーバーハンド!腕を伸ばしがら空きとなった顔面に見事クリーンヒットし、ダウンを奪った。そのままフィニッシュとなった。
動画はマニアの間で話題となり「最初のアッパーですでに負けていたんだ」「長身のファイターの悪癖だね」「同じ体格の相手には通用しない」「実践できるのが凄い」「ムエタイ的な崩しはガード固めてるボクシング&レスリングの相手には効果的だったが対策されている」と更なる分析が並んだ。
アデサニヤはUFC参戦前はGLORY2階級王者として卓越した打撃技術を誇り、UFCでも長い距離からのカウンターを得意とし長期政権を築いてきた。
しかしイマボフはダゲスタン仕込みのレスリングに加え、幼少時からボクシングを習っており、その技術を生かした形となった。
敗戦後、アデサニヤは長期の休養を宣言しているが「スタイルを変更して復活してほしい」との声も多い。戦前同級5位だったイマボフは、ハムザト・チマエフと並び王座挑戦へ王手をかけたと言ってよいだろう。
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