【GLORY】”暴走王”シナ・カリミアン、ヘビー級T参戦決定！世界の強豪相手に優勝なるか

2025/02/18（火）UP
（最終更新：2025/02/18 17:40）

　4月5日（土・現地時間）オランダ・ロッテルダム アホイスタジアムにて開催される『GLORY 99』にシナ・カリミアン（SINA ARMY）が出場することが発表された。カリミアンは同大会からスタートするヘビー級のトーナメントである『LAST HEAVYWEIGHT STANDING』に出場する。

【動画】カリミアンの”高速”バックブローでのKO！相手はふらつきダウン

　カリミアンは初代・第3代K-1 WORLD GPクルーザー級王者で、戦績は16勝（8KO）4敗。昨年10月のK-1大阪大会で因縁のあるクラウディオ・イストラテと対戦したが、イストラテのクリンチ際のパンチが後頭部に当たったとして、その場に崩れ落ちてカリミアンが担架で運ばれる事態となった。その後この試合は勝敗なしの裁定となった。
　12月14日に開催されたK-1代々木大会では木村太地と対戦し、ダウンを奪ったものの、放った蹴りがまたしてもローブローに。木村の試合続行不可能でノーコンテストとなり、災難続きとなっている。

　同月31日には『RIZIN DECADE』の“雷神 番外地”に出場し、元K-1王者・安保瑠輝也とボクシングに準じたRIZINスタンディングバウトルールで対戦。カリミアンがバックブローを放つなどの反則行為やレフェリーがパンチを被弾するなどのトラブルがあったが、フルマークの判定で敗北している。

　カリミアンが出場する『LAST HEAVYWEIGHT STANDING』とは、ヘビー級選手32人によって争われるトーナメント。4月5日に1回戦として16試合が行われ、その後の5大会でトーナメント戦が行われる。最終的には残った8名によるワンデートーナメントで優勝者を決定する。

　キックボクシングルールの試合では現在2連敗中のカリミアンだが、大規模なGLORYのトーナメントに参戦が決定した。世界の強豪たちが多く参戦する中で、実力を証明し優勝することはできるか。

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