2025/02/21（金）UP
（最終更新：2025/02/23 19:35）

ネリ（左）と亀田京之介（右）が激突

　2月23日（日本時間）にメキシコ・ティファナで開催されるプロボクシングの124ポンド契約10回戦の記者会見が21日に当地で行われ、WBA・WBC・WBO世界フェザー級15位の亀田京之介（TMK）が、対戦する元世界2階級制覇王者のルイス・ネリ（メキシコ）を“ティファナのゴキブリ”呼ばわりし「最高のどつき合いで首を持って帰る」と挑発した。
　今月10日の会見ではネリが挑発した京之介にフックを連打、乱闘寸前となっていたが、今回はトラブルなく会見は行われた。

【フォト＆動画】前回の“ブチ切れ”会見、ネリがフック2連発！京之介も激高し椅子を…

　会見で亀田は「このメキシコで試合ができるのは非常に嬉しい。今回は“ティファナのゴキブリ”と試合が決まって、死ぬ気で練習してきました。最高のどつき合いをしてコイツの首を持って帰る」と開口一番から挑発。

　ネリの印象を尋ねられると「（ネリと）井上（尚弥）との試合は見たけど、その時にコイツを初めて知った。別に大した強いヤツでもないと俺は感じて。まさか試合すると思ってなかったが、急遽決まって。これオイシイなと思って、挑戦させてもらいました」と敵地で余裕の表情。

　続けて「やってきたことが自分の中にある。それが自信になってる。日本人でボクサーと言ったら、今は井上の時代だが、亀田の時代にするよ」とこのネリ戦を通して世界に名前を轟かせる気概を見せた。

　一方のネリは落ち着いた口調で「彼は僕の首を日本に持って行こうとしているが、そんなことをさせるつもりはない。自分の持っている全てをぶつける」と静かに闘志を燃やした。

　果たして、亀田はネリを相手にどのような戦いを見せるのか。

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