2025/03/22（土）UP
（最終更新：2025/03/22 22:58）

角田夏美が巴投げ「こんなシチュエーション初めて」

　柔道女子48kg級でパリ五輪金メダリストの角田夏実（32＝SBC湘南美容クリニック）が22日、東京・練馬区の『光が丘警察署』主催の『特殊詐欺被害防止に向けた共同宣言』（於：光が丘IMA）のイベントに登場。トークショーの後、何と私服のまま警察署長を巴投げ！警察署長が宙に舞い、会場を大いに沸かせた。

【フォト】角田の巴投げで警察署長が宙に！バキバキ腹筋とビキニ姿も！

　角田はトークショーで、特殊詐欺から電話がかかってきた経験を告白。「警察から電話が来て”キャッシュカードの口座が犯罪に使われています”と言われ、焦りましたね。詐欺かと思いました」と察知したという。また電話がかかってきた時は練習仲間と一緒にいたこともあって、いろいろ相談できたとし「向こうのペースでどんどん話されてしまう」「コミニュティがあるのは大事」など騙されないための教訓を語った。

警察署長を見て「背が高い」と角田

　トークショー後には角田が得意技の「巴投げ」を公開。ステージにマットを敷くスタッフ。角田は私服のまま待っていると、光が丘警察署の蔵谷署長が柔道技に着替えて登場。角田は私服のまま蔵谷署長の柔道着をつかむと、綺麗に巴投げで投げ会場を盛り上げた。

角田は「こういったシチュエーションで投げるのは初めてだったので、ちょっと緊張したんですけども」笑みを浮かべると「これで少しでも詐欺が減ってくれるといいなと思います」と詐欺撲滅を願った。

光が丘警察署のイベントに登場した角田（22日・都内）

　投げられた蔵谷所長は「世界を制した巴投げであっという間にマットに着地していました。凄いの一言」と驚きの感想を述べると、「角田さんの巴投げは“分かっていても防げない”と思いますが、特殊詐欺は違います。敵である犯人はあの手この手、いろんな技を繰り出して騙しに来ますので、騙されないディフェンス力を高めて“騙されないぞ”とディフェンス力を高めて臨んで頂きたいと思います」と特殊詐欺の撲滅への協力を呼びかけた。

　角田はその後、特殊詐欺被害のチラシを持って施設周辺に配って練り歩き、詐欺撲滅を呼びかけた。

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