ロッタン、これが強さの秘密か！試合直後の爆食いから「食べてみろ！」ロッタン自作”激辛食”の効能は
ロッタンが80秒勝利！その直後に右の”激辛食”を…
3月23日（日）の『ONE 172：武尊vsロッタン』（さいたまスーパーアリーナ）のメインでは、ロッタンが1R 80秒で武尊のアゴを打ち抜きKO勝利した。
そのロッタンは試合直後の控室で、一般スタッフのために置かれていたおにぎりに持参の”特製食材”を乗せ爆食。「食べてみろ」と筆者に勧めてきたロッタンの食材を口にすると、身体中が熱くなり火照り始めた！いったいこれは何だ。
【フォト】これがロッタンの強さの秘密か、特製の”激辛なごはんのお供”！
激闘が予想されたが結果はロッタンの1Rからロッタンのパンチが爆発し、KO勝利。
ロッタンが差し出してくれた特製激辛ふりかけ
ロッタンは試合後、記者会見ルーム前で、記者・関係者用に用意された”おにぎり”に、持参の食材を何杯もかけては、パクついている。
筆者が何をかけているのかと見ていると、ロッタンが「食べてみろ」と差し出してくる。
ビニール容器には”ロッタンシール”もついており、フォークでかき出してくれた。
もらったのはほんの一片の小エビだった。勧められるがままに口にすると、乾燥エビの香りが口の中に充満したと思えば、ニンニクや唐辛子、濃いラー油のような味が代わる代わるに出てくる…と思ったのもつかの間、しばらくすると物凄い辛さが身体中が熱くなって火照り始めた！
わざわざ試合会場にまで持ち歩くほどの愛用食だ、これがロッタンの強さの秘密の一つなのだろう。これを大さじ一杯おにぎりにかけては一口食べ、またかけてはひとくち食べ！どれだけ辛さに強いのか。
記者が辛さに悶絶する姿を笑顔で見ていたロッタン「俺が作っているんだ」と笑う。すぐに記者会見の準備で急いでその場をあとにした。そこでこの食料を調べてみると、これはおそらく「ナンプリック・ナロック」というタイの激辛ふりかけ。辛さが得意なタイにおいてもナロックは激辛という意味を持つ。
ロッタンが差し出してくれた特製激辛ふりかけ
ナンプリックは乾燥エビ、ニンニク、唐辛子、ライムの葉、カピ（エビペースト）…等を混ぜて作る調味料で、地域によってはニラやラー油、魚醤も使う。
タイでは野菜とご飯と食べることが一般的で、おにぎりと食べていたのもうなずける。それの激辛版だ。やや乾燥し揚げた感じもあったので保存食として長期保存可能な要素が高ければナンプリック・ヘーン（ヘーンは乾燥の意味）の激辛バージョンとなる。
この辛すぎるナンプリックは、エビの高たんぱくかつ唐辛子の代謝アップ効果で、脂肪燃焼を促進しつつ筋肉を維持出来るので、格闘技選手のトレーニングにはうってつけだ。
またニンニクやライムなどで疲労回復、炎症を抑える効果もあり、練習や試合後のリカバリーにも効果的と言える。
ロッタンは料理を得意としており、以前YouTubeの企画でも、妻アイーダにヤムクンソッド（生エビのスパイシーサラダ）を作って振舞っていた。アイーダもムエタイ選手であり、アスリート食にぴったりだ。
わずか80秒で武尊を沈めたロッタンの愛用食。ナムプリック系のソースを使った料理は、日本のタイ料理屋でも食べることが出来る。一度試してみたい。
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