角田夏実、20kg重い相手に”ともえ投げ!”「これは凄すぎる」連続写真も=無差別全日本
柔道、体重無差別の『皇后杯 全日本女子選手権』が20日、神奈川・横浜武道館で行われ、24年パリ五輪柔道女子48キロ級金メダルの角田夏実(SBC湘南美容クリニック)が出場。1回戦から積極的に巴(ともえ)投げを繰り出し判定勝ち。2回戦では角田より23キロ重い相手に巴投げで華麗に宙に舞わせ、ポイント(有効)を奪取した。
【フォト】角田、23kg重い相手が宙を舞う「ともえ投げ!」その連続写真
角田の体重は53キロ。減量はなく普段の体重で挑んだ。1回戦は体重90キロの鋳山真菜実(17=生光学園高3年)。体重差は約37kgだ。序盤から巴投げで攻め防がれても関節絞め技などグラウンドへ。鋳山は角田の技を前もって研究しており、防ぎ切ったが、自らの技が出せず。判定で3人の審判すべてが角田に旗を上げた。
2回戦では体重76キロの橋高朱里(金沢学院短期大職)と対戦。角田との体重差は23kgだ。橋高にも序盤から巴投げをで攻める。2度目の巴投を横に崩されるもそれから関節技と高速で展開。審判が待てで中断したが、3度目の巴投げで相手の体が宙に舞い有効を奪取!(最初は技ありだったがビデオ判定で有効に変更)。判定で優勢勝ちを収めた。
この技にSNSでは「凄すぎる」と話題に、公式のYouTubeライブでも解説が「しっかり浮いている」「48kg級で3回戦進出なんて凄い」と驚きの声が上がった。
3回戦では寺田宇多菜(JR東日本)と対戦。寺田は70キロ級で、講道館杯優勝、24年の国際大会グランドスラム東京では準優勝の実力者。角田は技を出すもパワーで押される形に。大内刈りでヒヤリとさせられる場面もあったが、最後は巴投げからの腕十字で反撃。持ち上げられても離さず極めに行ったがここでタイムアウト。旗判定3-0で敗れた。
角田は試合後の会見で1回戦から37kg差だったことについて「1回戦が終わってこれまでとの疲労度が全然違った。もう海で遊び切った後のような感じのだるさがあった。身体と気持ちが反していた感じ」と体重とパワーの違いは大きかったようだ。巴投げを積極的に仕掛けたが「本当に考えていたのは相手の体制を利用して、持ち上げるというよりは、流して投げるようにしたかったけど、そこまではまだ行けなかった」と相手の力を利用した投げには、自身の評価では至ってないとした。それでも何度も巴投げから関節を極めそうになった場面は多々あった。理想の投げの完成へ、今後、さらなる進化に期待したい。
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