長身の王者エスピノサがKO勝利で3度目の防衛成功!「井上尚弥とやることが目標だ」
2025年5月5日(日本時間) 米ネバダ州ラスベガス T-モバイル・アリーナの井上尚弥戦のセミファイナルでWBO世界フェザー級王者ラファエル・エスピノサ(31=メキシコ)が同級10位エドワルド・バスケス(29=米国)に7R、1分47秒でTKO勝ち。3度目の防衛に成功した。
エスピノサは井上がフェザー級に上げたさいの対戦を希望している選手。身長185cmの長身。この長身にも関わらず高速のパンチでアグレッシブファイターだ。
試合後インタビューで「タフな選手だとわかっていた」というほど相手はなかなか倒れなかったが、エスピノサはその回転数のある攻撃で顔とボディに打ち分け、ボディを効かすなどリード。そして7R、ボディブローから顔への左右のパンチ連打で防戦一方になったところでレフェリーがストップ。23年12月から続く王座の3度目の王座防衛を果たした。
試合後のリング上で「井上尚弥とやることが1つの目標だ。自分はやるべき時にきっちりやる」とアピールした。井上は今のところ、今年12月にまずは1試合のみフェザー級に上げ、WBA同級王者ニック・ボール(英)と対戦することが計画されている。果たしてこの長身エスピノサとやる日はいつか。
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