女子ボクシングの試合で、疑惑のレフェリーストップ!ネットは炎上、ジム会長「JBCに抗議する」
5月6日、神戸市立中央体育館で開催された、真正ジム主催のプロボクシング『REAL SPIRITS Vol.90』において、女子の試合でレフェリーストップが早かったのでは?とネットで炎上している。同大会の第2試合女子アトム級6回戦で吉田里穂(真正)と守随あゆみ(=しゅずい・あゆみ/TEAM 10COUNT)が対戦。吉田が6R 1分14秒でレフェリーストップによるTKO勝ちとなったが、5Rまで守随が優勢に進めていた。守随の所属ジム会長は「5Rまでほぼフルマーク。最終回に2、3発ヒットしたらストップって」とコメント、JBCに抗議するとしている。
【フォト&映像】これでレフェリーストップ?気になるジャッジ表も
問題になったのは、最終6R。ここまでのジャッジ表では、守随が5Rまで有利に進め、2名が10-9をすべて彼女につけている。このまま倒されずに試合が終われば、宇随は勝利をものにできる状況にいた。
ところが最終ラウンドで吉田は、左ジャブを入れると右で何度も守随のアゴを跳ね上げることに成功。守随もパンチを返すが、このラウンドは吉田が優勢だ。そして吉田の右が入ると、レフェリーはすぐに試合をストップした。吉田は喜ぶが、守随は「なんで?」と抗議する場面も見られた。
この試合について、守随が所属するTEAM10COUNT BOXING GYMの鳥海純会長は、自身のXで試合映像を配信し「1R〜5Rまでほぼフルマーク。最終回に2、3発ヒットしたらストップって。。。JBCには抗議文を提出します」とコメントを書き込んだ。
投稿を見た元WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者の内山高志は「これは酷い。レフリー何見てたんだ」と怒りのコメント。世界2階級制覇王者の京口紘人は「一発いいのを当てれば、どれだけ劣勢であっても勝てちゃう競技になってしまいますね笑」と批判。
元日本スーパーライト級王者の細川バレンタインも「吉田選手は、最後まで逆転を信じて粘ったし、6ラウンド目は、ストップの瞬間までは守隨選手より良いパンチを当てていたと思う。俺が言いたいのは、前のラウンドの攻勢を考えるに、このストップは守隨選手に対してフェアじゃないだろ?と言う事」と続いた。
選手の安全を守るのが、レフェリーの仕事。止めるタイミングの難しさは、どの競技も同じで常に批判の矢面に立つ可能性があるのも事実だ。なぜすぐに試合を止めたのか、見解がほしいところだ。
また今回の抗議を受けて、JBCがどんな対応をとるのかも気になるところ。勝った選手も負けた選手も、納得のいく結末になることを望みたい。
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