朝倉未来、僅差判定のクレベル戦「俺的には3-0で完勝だった」そのポイント、クレベルの癖

2025/07/29（火）UP
（最終更新：2025/07/29 12:56）

　7月27日（日）さいたまスーパーアリーナで開催された『超RIZIN.4 真夏の喧嘩祭り』のメインでクレベル・コイケ（ブラジル/ボンサイ柔術）に勝利した朝倉未来（JAPAN TOP TEAM）が28日に自身のYouTubeを更新。その激闘を振り返り「俺的には3-0で完勝だった」と語った。

【フォト＆動画】朝倉が打撃でリード、クレベルの寝技を完封！

　4年前の対戦ではクレベルの得意な三角絞めで絞め落とされた朝倉。今回はスプリットの判定ながらも勝利し「見事クレベルに勝利しました。ついにリベンジ達成」と笑顔で報告した。

「判定に関しては2-1だったのですが、俺的には3-0で完勝だった」と結果について語る朝倉。「４年前よりもクレベルは打撃も強くなっていたし、テイクダウン能力もめっちゃ上がってて、タックルも速くなっていた」とクレベルの成長を認めつつも、「お互い成長していたのかなと思った」と自身の成長度合いが勝っていたことに自信を持つ。

　寝技の攻防について「テイク（ダウン）を取らせないようにした。ほぼ取られていない。背中もつけられなかったし、そもそも寝技はコントロールされなかった」と、クレベルの得意なグラウンドゲームを封じたとし、続けて、クレベルが寝技の展開に持ち込もうとした“引き込み”についても、前回は“攻撃性”のあるものだったが「今回は俺にテイクダウンを取れずに嫌々下になるみたいな感じだった」と戦いの印象でも自分が上回ったことを強調した。

　これができたのは、徹底した“クレベル対策”を準備していたことだと語る朝倉。JTT寝技コーチの竹浦正起氏と共にクレベルの三角絞めの研究をし「クレベルは今まで三角絞めとかも右足を入れる側の三角しか絶対狙ってこないっていうのに気づいた」と、クレベルの“癖”を見破り、逆にパウンドで返す対処ができたという。

　さらに、寝技の展開で劣勢になる展開も想定し「4の字フックをつけられた状態から脱出しようっていうのをずっと研究し続けてきた」とバックを取られた際のエスケープにも自信を持っていたとし、万全の対策だったようだ。

　また、自分の攻めの部分では、クレベルの引き込みに対しフロントチョークの仕掛けで解除させたことや、そこからパウンドを狙ったことなど、クレベルの動きを完封し、打撃リードで自分の試合ができたことに満足したようだ。

　試合後のインタビューで判定に不服な様子のクレベルには「クレベルがなんかブチ切れてたんで、もう1回やろうぜ。もう負けないぞ」と、再戦も受けて立つ余裕を見せた。

　次戦の相手候補として、因縁の平本蓮、ケラモフ 、シェイドゥラエフなどの名前が上がっているが、果たして誰と対戦するのか。

▶︎次ページは【フォト＆動画】朝倉が打撃でリード、クレベルの寝技を完封！

• 1
• 2

• ≪ 前のページへ
• 次のページへ ≫

●編集部オススメ

・【フォト】朝倉が打撃でリード、クレベルの寝技を完封！

・【超RIZIN】朝倉未来、寝技防ぎ打撃でリード！僅差判定でリベンジ達成！ 次戦はケラモフを指名

・【結果・速報】『超RIZIN.4』朝倉未来vsクレベルほか 全試合結果＝7.27_スーパーライジン４

・「びしょ濡れ！？」ラウンドガールが朝倉未来のシャンパンに「きゃー！」

・【超RIZIN】クレベル、朝倉未来に惜敗し判定に怒り爆発！「彼も負けたとわかっているはずだ！」