2025/10/15（水）UP
（最終更新：2025/10/15 10:58）

暫定王者の野杁（右）が、正規王者スーパーボン（左）と統一戦へ

　ONE Championshipは14日、11月16日（日）東京・有明アリーナで開催する『ONE 173:スーパーボン VS 野杁』の試合順を発表した。メインイベントでは、［ONEフェザー級キックボクシング（-70.3kg契約）世界王座決定戦 3分5R］で同級世界王者スーパーボン（タイ）と同級暫定世界王者・野杁正明（team VASILEUS）が王座統一戦を行う。

【フォト】発表された試合順、野杁のKOシーンも

　今大会は、後半7試合にタイトルマッチが並ぶ。コーメイン（セミファイナル）は、［ONEヘビー級MMA（-120.2kg契約）世界タイトルマッチ 5分5R］で、オマール・ケイン（セネガル/Black Panther Sports/TRIPL3 MMA/ONEヘビー級MMA世界王者）とアナトリー・マリキン（ロシア/Golden Team）が激突する。

ONE日本大会の試合順ビジュアル（@ONECHAMPJP）

　また、初のONEアトム級世界タイトルを狙う吉成名高（日本/Eiwa Sports Gym）は、第13試合に登場し、ヌンスリン・チョー・ケットウィナー（タイ/Tdet99）と対戦。ムエタイのメジャータイトルを次々と獲得してきた吉成が、新設されたONEのベルトを腰に巻くことができるのだろうか。

　そして、7大タイトルマッチの前の第9試合フライ級キックボクシングでは、日本のエース・武尊（team Vasileus）がデニス・ピューリック（カナダ/ボスニア・ヘルツェゴビナ）との再起戦に臨む。前回はロッタンのパンチに沈んだが、復活に期待がかかる。

　ONE初参戦の元K-1スーパー・ライト級王者の安保瑠輝也（日本/MFL team CLUB es）は、武尊の前の第8試合で元GLORYライト級王者のマラット・グレゴリアン（アルメニア/Hemmers Gym）と戦う。久しぶりにキックの試合を行う安保が、どこまで世界トップに通用するのか目が離せない。

　バンタム級キックボクシングでスーパーレック・ギャットムー9（タイ）と対戦する与座優貴（team VASILEUS）は、第7試合に登場。ここで勝利して、盟友の武尊にいいバトンを渡したところだ。

　その他、日本のトップファイターが揃って出場するため、どの試合も注目度は高い。

　なお、ONE Championshipは公式Xにて追加カードがあることを示唆しているが、現状の試合順は以下となっている。

＜ONE173 試合順＞

▼メインイベントONEフェザー級キックボクシング（-70.3kg契約）暫定世界王座決定戦 3分5R
スーパーボン（タイ/Superbon Training Camp/ONEフェザー級キックボクシング世界王者）
vs
野杁正明（日本/team VASILEUS/ONEフェザー級キックボクシング暫定世界王者）

▼コーメインイベントONEヘビー級MMA（-120.2kg契約）世界タイトルマッチ 5分5R
オマール・ケイン（セネガル/Black Panther Sports/TRIPL3 MMA/ONEヘビー級MMA世界王者）
vs
アナトリー・マリキン（ロシア/Golden Team/ONEライトヘビー級＆ミドル級MMA世界王者、元ONEヘビー級MMA世界王者）

▼第14試合ONEフライ級ムエタイ世界王者決定戦
ロッタン・ジットムアンノン（タイ/Jitmuangnon Gym）
vs
ノンオー・ハマ（タイ/Evolve MMA）

▼第13試合ONEアトム級ムエタイ世界王者決定戦
吉成名高（日本/Eiwa Sports Gym）
vs
ヌンスリン・チョー・ケットウィナー（タイ/Tdet99）

▼第12試合ONEライト級総合格闘技世界タイトルマッチ
クリスチャン・リー（シンガポール/米国/Evolve MMA/United MMA）
vs
アリベック・ラスロフ（トルコ/Hyperion Fighters）

▼第11試合バンタム級ムエタイ世界タイトルマッチ
ナビル・アナン（アルジェリア/タイ/Team Mehdi Zatout）
vs
ジョナサン・ハガティー（英国/Knowlesy Academy/Team Underground）

▼第10試合ONEフライ級MMA世界タイトルマッチ　5分5R
若松佑弥（日本/同級王者）
vs
ジョシュア・パシオ（フィリピン）

▼第9試合フライ級キックボクシング
武尊（team Vasileus）
vs
デニス・ピューリック（カナダ/ボスニア・ヘルツェゴビナ）

▼第8試合フェザー級キックボクシング
安保瑠輝也（日本/MFL team CLUB es）
vs
マラット・グレゴリアン（アルメニア/Hemmers Gym）

▼第7試合バンタム級キックボクシング
与座優貴（team VASILEUS）
vs
スーパーレック・ギャットムー9（タイ）

▼第6試合女子アトム級キックボクシング
スタンプ・フェアテックス（タイ）
vs
KANA（Team Aftermath）

▼第5試合ミドル級サブミッショングラップリング　10分1R
ジャンカルロ・ボドニ（米国）
vs
ラファエル・ロバト・ジュニア（米国）

▼第4試合バンタム級ムエタイ
スアキム（タイ/Sor Jor Thongprajin）
vs
ジェイク・ピーコック（カナダ/英国/Dunamis Muay Thai）

▼第3試合アトム級総合格闘技
平田樹（日本/Serra-Longo Fight Team）
vs
リトゥ・フォガット（インド/Evolve MMA）