パンクラスがキューバ進出へ!五輪レスリング5連覇の英雄ミハイン・ロペスが新プロジェクト代表に
総合格闘技団体パンクラスは21日に都内で会見を行い、『PANCRASE CUBA PROJECT』を設立すると発表した。同プロジェクトの代表には、五輪男子レスリング5連覇のミハイン・ロペス氏(キューバ)が就任する。
ロペス氏は08年北京大会から24年パリ大会まで、五輪男子グレコローマンで史上初の5連覇を達成したレスリング界のレジェンド。世界選手権でも5度優勝し、長年にわたり重量級の頂点に君臨した。パリ五輪優勝後に現役引退を表明している。
パンクラスによると、本プロジェクトは日本とキューバをコンバット・スポーツで結ぶ架け橋となることを目的とし、パンクラスとロペス氏が共に歩む意思を社会に表明するものだという。
会見に出席したロペス氏は「このプロジェクトの目的、考えというものを共に日本の方と進めていく。私の方で出来るサポートをしていく。そのような機会にしたいと思っています。このプロジェクトがスポーツの発展に繋がるものだと確信しています」と語った。
かつてプロスポーツが禁止されていたキューバ。MMAが国内でどの程度普及しているのかを聞かれると、ロペス氏は「国内のいくつかの場所でMMAは行われている。SNSなどでも情報が流れており、国内の選手で外国に出国して競技を行っている人もいる」と、これから発展していく段階であると説明した。
インターナショナルプロジェクトで、なぜキューバを選んだのか。パンクラス代表の福井幸和氏は「まずはミハイン(・ロペス)さんですね。(ロペス氏ほどの)偉大な記録を打ち立てた方は地球上にいない。そうした中でパンクラスとして、日本から世界を目指そうと思った時に、世界一の方とご一緒できればという気持ちがあったんですが、こうして現実になるとは思っていなかった」と、決め手はロペス氏だったと説明した。
具体的な施策については「(キューバは)色々ステップが必要な国ですので、慎重にいきたいなと思っています。キューバの選手で既に他国で活躍してる方が多いのはご存じだと思うんですけども、そういった方にお声がけすることも可能だと思う。国内の選手でプロセスを経て、どういう風に日本に参戦するのかという問題もあるので、そこはクリアしていかないといけない。我々自身もキューバに出向いて、現状把握をしていくところから進めていきたい」と、現地の状況を確認しながら計画を進めていく考えを示した。
MMAがまだ発展途上にあるキューバ。パンクラスのプロジェクトが進むことで、新たな強豪選手の発掘や日本参戦につながる可能性もあり、今後の展開が注目される。
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